スマートフォンを使った魚群探知システムが資金調達サイトに登場した。水に浮かべた球形の機器からBluetoothで情報が送信され、魚のおおよその位置が水深図ととともに表示される仕組みだ。
Photo: Friday Lab
防水加工された球形の機器『Deeper FishFinder』は、小さなソナー装置だ。スマートフォン対応で、釣りの成果をより実りあるものにできるという。
Bluetoothに対応しており、水中をスキャンして得られた地形や魚の位置の情報を、iOSやAndroidの機器にリアルタイムで送信する。魚のおおよその位置が水深図とともに表示されるので、適切なポイントに餌を移動させることができる。
Deeperを釣り糸に結んで水に放り込むと、水面を漂いながら水中を深さ約37mまで探ることができる。Bluetoothの通信範囲は約46mだ。対 応アプリによってスマートフォンがDeeperのディスプレイになるほか、釣果の写真をTwitterやFacebookに投稿することもできる。
現在、『Kickstarter』風の『Indiegogo』という支援サイトで資金を募っており、資金が集まれば約200ドルで市販される予定だ。支援者は129ドルで入手できる。
TEXT BY ROBERTO BALDWIN
TRANSLATION BY ガリレオ -緒方 亮
WIRED NEWS 原文(English)