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木曜日, 2月 09, 2017

Google のモザイク除去機!?

 



 

 

ジャギーな低解像度を高解像度に補完する技術を公表

Google Brain(Googleの人工知能チーム)

 






Googleの人工知能研究チーム「Google Brain」が、低解像度の画像から高解像度の画像を生成する技術「Pixel Recursive Super Resolution」を発表しました。

8×8ドットに圧縮された画像から、よりくっきりと細部が描きこまれた元の画像の予想図が成果として公開されています。

低解像度でジャギーな画像を高品質な見かけの画像にアップグレードする超解像技術はディープラーニング(機械学習)の応用分野として定着しており、それ自体に新規性はありません。

Googleもリアルタイムで高解像度化する新技術RAISR(Rapid and Accurate Image Super-Resolution)を公開済みで、写真をきれいに拡大するサービスもGoogle以外ですでにスタートしています。









この新技術の画期的な点は、画像の「補完」というよりは「復元」の域に達したところです。
8×8ドットとモザイク並みにジャギーに圧縮された画像から、「元々はこうだったであろう」画像を推測して出力。32×32に高解像度化された画像と圧縮前のソース画像が並べられていますが、目元など細かい印象の違いはあるものの、おおむね同一人物と言って良さそうな復元ぶりです。







この技術は、二つのニューラルネットワーク技術の合わせ技です。一つは他の高解像度画像を8×8に圧縮したデータ群とマッチングする「Conditioning network」で、もう一つは画像の詳細を描き込んでいく「PixelCNN」。
前者でドットと色からパターンを判別し、後者で解像度に足りない描き込みを補完する。たとえば眉だと識別されれば、茶色の画素で隙間を満たしていくという段取りです。







考えれれる用途としては、監視カメラの不鮮明な画像をクリアにして容疑者特定の参考にする、一昔前の低解像度なWebサイトの写真を高解像度化して再掲載したりなど、様々な応用が考えられますが、「モザイクのようにジャギーな画像を復元する」という方向で、実用化の暁には特殊なニーズが盛り上がるかもしれません。








月曜日, 11月 28, 2016

これはペンですか?アップルですか?パイナップルですか?「Radar Cat」|University of St Andrews



 

機械学習でなんでも認識するセンサー

「Radar Cat」 

|University of St Andrews

Google Project Soliの開発キットを応用

 

英国セント・アンドルーズ大学の研究者が、実質的になんでも認識するというレーダーセンサー「Radar Cat」を開発しました。製作にはGoogleがジェスチャー操作用センサーとして開発中のProject Soliが提供するデベロッパーキットを利用しており、マシンラーニングを応用してあらゆる物体を認識します。

Radar Catは、Project Soliが提供する開発用キットのレーダーセンサーが検出する波形をPCに取り込み、既知の波形と照らし合わせてそれがどんな物体なのかを認識します。このため、まずは物体ごとの波形を覚え込ませるために物量作戦マシンラーニングを採用、およそ身の回りにあるあらゆる物体をその波形から認識可能としています。

Radar Catは、たとえばリンゴとオレンジの違いを見分けることはもちろん、鉄、銅、プラスチックと言った素材の違い、さらにはコップが空なのか、水が入っているのか、はたまたコーラが注がれているのかを完璧に見分けることができます。

さらに塗料の色の違いによっても波形がかわるため、Radar Cat を搭載したマウスを作れば、ペイント系のソフトでマウスパッドの色に合わせて塗り色を変えたり、マウスを置いているところの材質でブラシやテクスチャーを変更したりといった使い方も考えられます。







また、Radar Catは人体なら掌や腕、お腹、脚といった体の部位をすべて個別に認識可能。上の動画ではスマートフォンの背面にRadar Catのセンサー部分を取り付け、それを手首に押し当てて腕時計の画面を表示したり、膝に当てて地図アプリを起動したりといった直感的な応用方法を提示します。

そしてすぐにでも使えそうな実用的な例としては、ゴミ集積所などでゴミをかざせば、どのボックスに投入するかを教えてくれる自動分別センサーなども作れそう。また目が不自由な人には、手にセンサーを付けておき、スーパーなどで手に取ったボトルが洗剤なのかサラダ油なのかを音声で教えるデバイスなども作れるはずです。

ただ物体ごとの波形を認識するだけでこれだけの応用が考えられるのなら、上に紹介した例のどれかひとつでも良いのでぜひ、早い時期に実用化してほしいものです。



下はProject Soliについて紹介する動画、





下はPenとAppleとPineappleについて紹介する動画、