スター・ウォーズR2-D2型の自走式冷蔵庫発表。サイズは実物大、2016年発売予定
AQUAブランドのハイアールアジアが、自走可能なスター・ウォーズのR2-D2型冷蔵庫を公開しました。本体の大きさも設定上の実物大で、もちろん正規ライセンス品です。2016年中の発売を予定します。
冷蔵庫は胸部に搭載。自走用のモーターを含め、充電式バッテリーで動作。走行などの操作はラジコンで行います。さらに停止状態などでも頭部を回転させつつ、例の電子音声で話します。
これは同社が東京で開催した戦略発表会で、サプライズ的に公開されたもの。同社はウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約により、ディズニーとマーベルコミックス、そしてスター・ウォーズのキャラクターを使った製品を展開すると発表しました。
このR2型冷蔵庫は、それらスター・ウォーズアイテムの紹介に合わせ壇上に登場したという流れです。
なぜ自走式なのかという点については、発表会を担当したハイアールアジア社長の伊藤嘉明氏より「私は以前エンタメ業界にいたのですが、その流れから、現在でも趣味も兼ねてホームシアターで映画を見ることが多い。しかし鑑賞中に喉が渇いた場合、映画を中断して冷蔵庫まで飲み物を取りに行くか、あらかじめ手間を掛けて準備しておかねばならない。そこで席を立たずとも、呼んだら来てくれる冷蔵庫があってもいいのではと考えた」とのコメントがありました。
続けて伊藤氏は「実際に販売します。製品化予定のないモデルではありません」「ルーカスフィルムともやりとりをして、実物そっくりに作りました」とも発言し、製品化への決意とR2-D2アイテムとしての完成度の高さをアピールしました。
なお、同社が展開するそのほかのディズニーライセンスキャラの製品は、新発売となる冷蔵庫用着せ替えカバー『Colo-mo』(コローモ)と、2月に発売されたハンディ洗濯機『COTON』(コトン)のバリエーションモデル。とくにColo-moは、携帯電話的なカバーを冷蔵庫に装着して気分を変えようという、ユニークな発想のアイテムです。
Colo-moは同社直販限定で受注生産。リンク先の通販ページで本日より受付を開始しています。同社の特定冷蔵庫に大きさを合わせているため、残念ながら他社製の冷蔵庫などでは使えません。
なお、Colo-moとコトンのキャラクターに関しては、スター・ウォーズの他にも、アナと雪の女王やミッキーマウスなどディズニー作品、そしてアベンジャーズメンバーを中心としたマーベルコミックス作品バージョンも用意されています。アナ雪のColo-moの場合は「冷凍(冷蔵)庫だけにFrozen」という
またイラストに関しても、スター・ウォーズはダース・ベイダーやストーム・トルーパー、そしてR2とC-3POといった中心キャラやエピソード1~6までのポスターアートなどを用意。デザインも非常にしっかりとしたもの。
またマーベルコミックスキャラでは、いわゆるシネマティック・ユニバース(映画版)のキャラだけでなく、クラシックなスパイダーマンやアイアンマンのイラストをあしらったデザインも用意するなど、本気度合いが伺えるラインナップです。
今年こと2015年は『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』の公開を中心に、スター・ウォーズ関連アイテムは盛り上がりを見せている年。本誌でもボール型ラジコンで知られるSpheroがボール型ドロイド『BB-8』を商品化するニュースや、バンダイナムコの超大型きょう体アーケードゲーム『スター/ウォーズ:バトルポッド』が個人向けにも販売されるニュースなどを紹介してきました(これらは下記の記事を参照ください)。
転がるドロイドBB-8をSpheroが商品化決定、スター・ウォーズ本編にも協力
業務用ゲーム『スター・ウォーズ:バトルポッド』を456万円で個人向け販売。1200万円の特別版も
しかしそうした中でも、自走するR2-D2の実物大フィギュア(しかもメインは冷蔵庫)というアイテムは、あまりにも予想外といったところではないでしょうか。伊藤氏は今回の発表会で「ワクワクするような製品やサービスを出していきたい」と強くアピールしましたが、このR2型冷蔵庫は、ある意味でそうした姿勢を形にしたような製品と呼べそうです。
なお価格に関して伊藤氏は「いろいろと検討しているが、考えあぐねているところもある」とコメントし、集まった記者にいくらぐらいだったら購入するかと質問していました。
このあたりは気になるところではありますが、いずれにせよ2016年の発売が楽しみな製品であることには間違いありません。
転がるドロイドBB-8をSpheroが商品化決定、スター・ウォーズ本編にも協力
業務用ゲーム『スター・ウォーズ:バトルポッド』を456万円で個人向け販売。1200万円の特別版も
しかしそうした中でも、自走するR2-D2の実物大フィギュア(しかもメインは冷蔵庫)というアイテムは、あまりにも予想外といったところではないでしょうか。伊藤氏は今回の発表会で「ワクワクするような製品やサービスを出していきたい」と強くアピールしましたが、このR2型冷蔵庫は、ある意味でそうした姿勢を形にしたような製品と呼べそうです。
なお価格に関して伊藤氏は「いろいろと検討しているが、考えあぐねているところもある」とコメントし、集まった記者にいくらぐらいだったら購入するかと質問していました。
このあたりは気になるところではありますが、いずれにせよ2016年の発売が楽しみな製品であることには間違いありません。