UBS（スイス銀行）で口座開設するには
スイスの銀行といえば
「スイス銀行」と聞いてどういったイメージが浮かぶでしょうか?
決して表舞台に出ることは無くミステリアスな雰囲気に溢れ時には犯罪者を庇うほど徹底した顧客本位の姿勢を持つ秘密の銀行、と言ったところでしょうか。
実際のスイスの銀行はそのイメージからかけ離れたものではなく、世界で起きる数ある事件にある意味関わっていると言えるかもしれません。
最近であれば元ライブドア社長のホリエモンが数百億もの資金を日本でなくスイスに預けているのではないかとも報道されました。また山口組直系組織五菱会が闇金で稼いだ莫大な資金を同じくスイスの銀行に預けていたことが発覚しました。たとえそのお金に犯罪が絡んでいようとなかろうと、額が大きくなるとスイスの銀行へ預けようと思う人は多いようです。
スイスの銀行に口座を開設するには
世界中の富裕層と呼ばれる人たちの誰もがその資産をスイスに預けることを考えるだけの魅力が、スイスの銀行にはあるということでしたら、では自分も是非口座を開設して預けてみたい、と思う人も多いでしょう。実際にスイスの銀行に口座を開設しようと思ってもその方法がまず分からないと思います。というのもプライベートバンキングをメインに栄えてきたスイスの銀行ですから、何から何まで秘密のベールに隠れていて口座開設の手順すら明らかになっていません。
あくまで噂のレベルですが、既に顧客になっている人でそれなりの取引実績がある人の推薦や紹介がないと無理だとも言われています。
UBSで口座開設をするには
古くから銀行文化が根付くスイスには、非常に多くの銀行があります。
中でも世界を舞台に活躍している大手銀行が、スイス第1位のUBSと、第2位のクレディスイスです。両銀行とも日本にも拠点を置いており、その支店で口座を開設することは可能です。しかし、クレディスイスは伝票処理に問題があったとして金融庁から業務改善命令を下され、実質的に日本国内での営業を控えている状況にあるので、もしスイスの銀行に口座をつくるならUBSで開設することになるでしょう。日本では東京のほか、大阪と名古屋に拠点を設けていますのでそちらで直接相談することができます。
誰でも口座開設できるの？
UBSに限ったことではありませんが、"相談可＝開設可"というわけではありません。UBSが日本で行っている業務は、プライベートバンキングがメインですのである程度の資産を持つ人でなければ相手にしてもらえないでしょう。
口座なんて普通は10円あれば開設できるのに、なんて考える人もいるかもしれませんがそれは日本人ならではの考えでしょう。
実はこんな金額で銀行口座を開設できる国は世界では他に例をみないぐらい特別なことなんです。さて知人の話な上にUBSではなくシティバンクの話ですが、口座開設をしに行った知人の話を聞くと、最低でも100万以上は必要になりそうな感じだと行っていました。プライベートバンキングの雄であるUBSで口座開設となると一体どれだけのお金を持っていけばよいのか想像することすら難しいですね。
提供：Wealth Research&Report
