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水曜日, 11月 22, 2017

Atlas君、着実に成長

 

Boston Dynamicsの人型ロボットがバク宙に成功

「中に体操選手などいない」

 



ソフトバンク傘下のBoston Dynamicsは、開発を進めている人型ロボット「Atlas」の最新デモ映像を公開した。ビデオには、2足歩行するロボットが箱に飛び乗ったり、箱から後ろ宙返り(バク宙)して床に飛び降りたりするようすが収められている。





バク宙もこなす(出典:Boston Dynamics)

Boston Dynamicsは、馬のように動く4足歩行ロボットやAtlasで知られるロボット開発企業。2013年にGoogleに買収された後、親会社のAlphabet傘下となり、2017年にソフトバンクグループ(SBG)子会社となった。

Atlasは、2本の脚と腕、胴体、頭で構成され、人間とよく似た形をしたロボット。腕、胴体、脚を連携させて制御するシステムにより、比較的小さな設置面積でありながら、大きな機動性を備えている。安定性にも優れ、荒れ地でも人間のように歩ける。押されても倒れにくく、倒れても自力で立ち上がれる。その動作は、映画「ターミネーター」で描かれたロボットのようだ。


高さは1.5m、重さは75kg、バッテリで駆動し、関節数は28。自動運転車などにも利用されるレーザー光による距離計測センサLiDAR(ライダー)と、ステレオ画像センサを搭載し、周囲のようすを認識できる。11kgの物を搭載可能。




金曜日, 6月 24, 2016

新しいAIBO?「SpotMini」|Boston Dynamics

 

くちばしで家事もこなす四脚ロボ

 

「SpotMini」

 ボストン・ダイナミクス

 







Google / Alphabet傘下のロボット企業 Boston Dynamics が、新型ロボット SpotMini の動画を公開しました。

SpotMini は蹴られても立ち上がるキモ健気な荷役ロボとして話題になった BigDog の流れを組む四脚型ロボット。ボストン・ダイナミクス初の完全電動により高さ60cmほどの小型化と、歴代でもっとも静かな動作を実現しています。

さらに背中にはくちばしのような手のような、魂のない猛禽の化石のようなマニピュレータアームを備え、グラスや缶を拾って片付けるなど繊細なタスクにも対応する点が特徴です。













ボストン・ダイナミクスといえば、米国防総省の研究部門 DARPA (国防高等研究計画局) 出資のもと軍用の歩行ロボットを開発してきたことで知られる米国有数のロボット企業。

主なロボットはガソリンエンジンと油圧機構で動く四脚ロボット BigDog / LittleDog、軍用バージョン AlphaDog / LS3、超高速で走る Cheetah、二本脚のヒューマノイド型 Atlas など。

今回公開された SpotMini は四脚ロボット Spotの小型版で、バッテリーとモーターの完全電動式を採用した点、オプションでマニピュレータアームを搭載可能な点が大きな特徴です。バッテリー駆動時間は満充電で約90分。









SpotMini が動画中で見せるのは、4本の足が同時に地面を離れるギャロップ走行、不整地や階段の歩行、脚を畳んで身をかがめた状態での歩行、障害物の回避、アームを使ったガラスのコップや缶のピックアップなど。

ボストン・ダイナミクスおなじみのすっ転びデモでは、わざとらしく大量に撒かれたバナナの皮で派手に転倒するものの、アームまたは首をうまく使ってすぐに立ち上がる能力を見せています。

ボストン・ダイナミクスは2013年、当時ロボット部門を本格的に立ち上げていた Google (現Alphabet)に買収されたものの、Google内部での方針変更などもあり、現在ではトヨタやアマゾンに向けた売却交渉が進行中と報道されています。

SpotMini も現時点では単なるプロトタイプですが、将来的にはトヨタのパーソナルモビリティや家庭用ロボ、アマゾンの配達や在庫管理ロボットとして実用化されるかもしれません。








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日曜日, 3月 20, 2016

Big Dog アマゾン川に捨てられる?

 

Googleがロボット開発のBoston Dynamics売却を検討

 




Google の持株会社 Alphabet が、ロボット開発の Boston Dynamics を売却を計画していると報じられました。Bloomberg などによれば、Alphabet は収益をあげていない事業の売却を進めているとされ、数年以内に収益化可能な製品を持たない Boston Dynamics などがその候補にあがっているとのこと。


Google は2013年に Boston Dynamics や東京大学発のロボット開発ベンチャー SCHAFT などを買収するとともに、さらに複数のロボット技術開発部門を束ねて市販可能なロボットを開発する「レプリカント・プロジェクト」を計画していました。


しかしその後ロボット関連事業を束ねていた "Android の父" ことアンディ・ルービンが Google を去り、当の Google も科学分野や自動運転、洋上建築などといった、将来性を見込んだ事業の買収で進めた多角化が行き詰まり始めたことから持ち株会社の Alphabet を設立、Google を含む各事業をその傘下にぶら下げるといった大掛かりな組織改編を実行しました。


組織改編にあたりロボット事業はまだ単独で収益を出せる段階ではなかったため、 Boston Dynamics は最先端の研究をするものの未成熟な事業をまとめる Google X のいち部門として落ち着くこととなりました。ただ、その後はカリフォルニアと東京に拠点を置くレプリカント・プロジェクトと Boston Dynamics の関係構築もうまくいかないまま現在に至っていたとされます。


それでもBoston Dynamics は買収前と同様にロボット開発を進めており、4脚ロボット Big Dog の小型バージョン Spot や、"人並み"の大きさにまで小型化した人型ロボットAtlas のテストの模様を動画で公開していました。






ただ、これらの動画は技術系メディアからは称賛されつつも、あまりの進化っぷりに「人間の仕事を奪う脅威になる可能性」を伝える報道も出はじめました(それ以前にロボットを恐れていた人たちもいます)。また一方では、米国陸軍への導入を見込んでいた4脚歩行ロボット BigDog / LS3 が不採用通知を受け取るといった誤算もありました。収益はあげられず、ネガティブなイメージが拡散するといった問題への懸念が Boston Dynamics の売却へと動き始めた可能性も考えられなくはありません。




Bloomberg は、Boston Dynamics の売却先としてトヨタ研究所と米アマゾンの名前をあげています。

もしアマゾンが Boston Dynamics を買収するなら、巨大な倉庫で仕事中に集合を掛けられ「今日から一緒に働くことになった、Atlas くんだ。みんな、仲良くするように」と 逃亡癖のあるロボットを紹介される日も近いかもしれません。





 

 

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