MUSIC|ボーイズ・ノイズ、待望のサードアルバム『Out of the Black』をリリース
“エレクトロ界の寵児”がついに動き出す!
独自のスタイルとサウンドを確立し、“エレクトロ界の寵児”と呼ばれる男。それがボーイズ・ノイズだ。チリー・ゴンザレスやシザー・シスターズらのプロ
デュースを手がけたほか、リミキサーとしての腕前は、あのダフト・パンクからも一目置かれるほど。世界中から熱い注目を集める彼が10月3日(水)、待望
のサードアルバム『Out of the Black』をリリースする。
Text by TANAKA Junko (OPENERS)
世界中から注目を集める男、ボーイズ・ノイズとは?
ドイツ・ハンブルグ生まれ。現在29才のボーイズ・ノイズは、その人生の半分以上をエレクトロ・ミュージックの制作とプロデュース、そしてDJ活動に費や してきた。2005年には、自身のレーベル「Boysnoize Records」を設立。これまでに100曲近い楽曲をリリースしている。
膨大なレコード・コレクションから生み出されるリミックスでファンを獲得したあと、2007年にファースト・アルバム『Oi Oi
Oi』を、2009年にセカンド・アルバム『Power』をリリース。ケリスやブラック・アイド・ピース、シザー・シスターズからの熱いラブコールを受
け、その後はプロデューサーとしても活躍。2010年に発売されたチリー・ゴンザレスのアルバム『Ivory
Tower』では、はじめて収録曲すべてのプロデュースに携わった。
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ヒップホップ界から、スヌープ・ドッグも緊急参戦
前作『Power』から3年。プロデュースやリミックス、レーベルの運営に力を注いできたボーイズ・ノイズがついに動き出す。「あたらしいアルバムを完成させるのは、すごく難しかった。おれは基本的にずっとショウをやっているからね。でも去年、約2年間にわたって立てつづけにお こなってきた、チリー・ゴンザレスなどのアルバムのプロデュースが落ち着いて、やっと自分の作品に取り組むための時間が設けられたんだ。自分のスタジオで 作業することの素晴らしさを忘れてしまっていたくらいだった。すごくいい気持ちだったよ」
ゲスト陣には、ダフト・パンクやソウルマックスが絶賛する新鋭シリウスモ、そしてヒップホップ・アーティストのスヌープ・ドッグも名を連ねる本作。「あた らしいサウンドを見つけ、型破りな方法でサウンドづくりの常識を覆す」という信念のもと、オールドスクールなハウス、アシッド・テクノ、さらにはロックま でをも巻き込みながら、決してアンダーグラウンドに寄りすぎない、絶妙なバランスの作品に仕上がっている。
圧倒的な実力とセンスで音楽シーンの最前線を突き進むボーイズ・ノイズ。ありとあらゆる音楽を吸収した彼が生み出す、あたらしいサウンドに耳を傾けよ。
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『Out of the Black/アウト・オブ・ザ・ブラック』
BOYS NOIZE/ボーイズ・ノイズ 2200円(BRC-352) 全13曲(日本盤のみボーナス・トラック収録) Boysnoize Records/Beat Records 2012年10月3日発売 http://boysnoize.com/ |