Google がメガネ型端末 「Glass」を製品化前に入手できるコンテストを開始しました。Google Glass は広く一般から意見を募るため(また実地テスト中のGoogle社員がいちいち騒がれないように)、製 品化未定のまま発表されたのち、将来の製品版とは別の開発者版が Explorer Edition としてごく一部の開発者に提供予定です。今回発表されたのは、この Explorer Edition を予約済み開発者以外にも有償提供するコンテスト。
具体的には Glass の使い方アイデアを募集しており、Twitter または Google+ を通じて ハッシュタグ #ifihadglass つきでつぶやくことで応募します。詳しい条件は続きをどうぞ。ただし今のところ米国内在住者のみが対象です。
条件は18歳以上であること、米国在住者であることに加えて、
- アイデアは50語以下。
- 投稿にはハッシュタグ #ifihadglass を含める。
- 主催者から連絡できるよう、Google+ なら +ProjectGlass、Twitterなら@projectglass をフォローすること。
- 写真は5枚まで、動画は15秒まで添付できる。
- 締め切りは2月27日。
また入賞してもタダでもらえるわけではなく、Explorer Edition を先行予約したほかの開発者と同じく、自分で1500ドルを負担して購入する必要があります。(Explorer Edition は昨年の Google I/O 2012 に出席した開発者限定かつ米国在住者限定で登録でき、さらに1500ドルで購入する必要がある狭き門でした)。
当選者はExplorer Edition を予約したのち、ニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルスの各地でGoogleから手渡しイベントに出席することになります。
下はGoogle が公開した Glass の新動画 How It Feels. 示される用途は手放しで写真撮影や動画撮影と共有、見ているものを中継しつつビデオ通話 (Hangout)、施設内でも屋外でも使える道案内、音声入力でメッセージ送信、音声やカメラ画像からGoogle検索、場所や時間に応じた自動情報表 示 (Google Now)、翻訳などなど。発表時のイメージ動画とそれほど変わりませんが、今回の動画では UI がそれらしく洗練され、使ったイメージが湧きやすくなっています。