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火曜日, 11月 08, 2016

Circular Review System (CRS)|Limpid Armor

HoloLensで戦車内から360度周囲を見渡せるARシステム

自動標的補足機能やナイトビューなども搭載

ウクライナ軍

 

 


戦車は内部の乗員を保護するために厚い装甲に覆われており、それが逆に乗員の視界を奪うというジレンマを抱えています。そのため、第二次世界大戦以前の戦車は戦車長がハッチから身を乗り出して乗員に指示を出したり、潜望鏡式の小窓から外を確認しつつ走行、戦闘していました。

現代の戦車は外部にカメラを装着し、その映像を見ながら操縦できるようになっているものもあります。ただやはりカメラの視界は狭く、充分に周囲を見渡せるわけではないようです。

ウクライナ軍は戦車の視界をまるで外にいるのと同じように確認可能とするために、マイクロソフトのARゴーグルHoloLensを使い、車内で戦車長が頭を動かすだけで周囲を確認できるシステムを開発、10月11~14日にキエフで開催した「Arms and Security 2016」で公開しました。

現代の戦車はデジタル化も進んでおり、車内から外部を確認するためのカメラ/モニターシステムを搭載しているものもあります。自衛隊の10式特車においても、操縦士はモニター映像を見ながら走行することが可能であり、射手にはハイビジョン対応の照準モニターが搭載された車体も存在するとされます。

ウクライナLimpid Armorは、カメラ/モニター方式をさらに現代流にアレンジし、遅延なしで周囲を360度見渡せるシステムを開発しました。乗員はマイクロソフトのHoloLensとヘルメットを組み合わせたCircular Review System (CRS)を装着し、まるで車外にいるかのように周囲状況を目視確認できるとのこと。





CRSでは、HoloLensの半透明ゴーグルによって車内の状況と外部の状況を同時に確認するMixed Realityを乗員に提供します。さらにゴーグルには赤外線による360度映像も表示可能で、月明かりすらない夜間の使用にも威力を発揮します。また、AR映像には敵または味方を自動的にハイライトして見分ける機能や、自動標的トラッキング機能なども備えています。

一時期は情報化を進めある程度の火力と機動力を兼ね備えた装甲車が戦車の地位を脅かしたこともあったものの、最近の主力戦車では情報化と機動力をバランス良く備えており、さらに車輌間通信の向上によって複数の敵の位置を瞬時に共有、センサーで補足した標的から照準を外さずに高速移動するといったことも可能となっています。

こうしたネットワーク化された戦車隊の戦車長が360度のAR視界を手に入れれば、いまよりも素早い索敵、状況判断と攻撃精度の向上といった効果が見込めそうです。


Limpid Armorは、Arms and Security 2016でCRSのデモを披露してはいたものの、実際の演習などではまだこれをテストできていません。ただ、ロシアによる強硬なクリミア半島の併合を境に緊張が高まっている情勢もあり、ウクライナ軍は早期にCRSの実地テストを進めたいものと考えられます。



VIA: VR Scout
source: Limpid Armor (Facebook)

月曜日, 9月 07, 2015

Apple glass?

アップルがマイクロソフトHoloLensの技術者を引き抜き。アップルメガネが登場?

 


Hololens
アップルがマイクロソフトのAR(拡張現実)ヘッドセット HoloLens の主要なエンジニアを引き抜いたことが分かりました。今年3月頃にもアップル社内にAR開発チームが発足しているとの観測がありましたが、今回の情報はその確信をさらに深める形です。


Minecraft for HoloLens

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23 枚
アップルが引き抜いた人物は、マイクロソフトのHoloLens開発チームにおける主要なオーディオエンジニアであるNick Thompson氏。HoloLensとは、マイクロソフトが今年1月に発表したメガネ型ホログラム・コンピュータのこと。モノ的には透過型のヘッドマウ ントディスプレイですが、視界に3Dの仮想オブジェクトを重ねて表示し、部屋の環境を自動的に認識して壁をスクリーンにしたり、テーブルの上に仮想物体を 置いたり、視線や手の動きによって仮想ホログラムを操作できる技術です。

 


現実を拡張するAR製品は「セカイカメラ」という言葉が懐かしくなる程度には新鮮味を失ってますが、Hololensは別格の感があります。複数のユーザーに同じ光景を見せて、同じ仮想オブジェクトを"共有"できるポテンシャルが驚かれました。


AR関連テクノロジー

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11 枚
これに先立って、アップルは今年5月にARスタートアップのMetaioを買収していたことが明らかになっています。Metaioは世界30カ国に 15万人以上のユーザーと1000人以上の顧客を持ち、技術力の高さには定評あり。例えばフェラーリのショールームで展示された車体にタブレットのカメラ を向けると、ミニ四駆さながらにタイヤを交換したり、車体の色を変更できるプロモーションも話題になりました。


また、ベルリンの旅行者が現地にスマホやタブレットをかざすと、過去の映像記録が見られる擬似タイムマシン的なプロジェクトも公開されています。


Hololens
アップルがマイクロソフトのAR(拡張現実)ヘッドセット HoloLens の主要なエンジニアを引き抜いたことが分かりました。今年3月頃にもアップル社内にAR開発チームが発足しているとの観測がありましたが、今回の情報はその確信をさらに深める形です。


Minecraft for HoloLens

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23 枚
アップルが引き抜いた人物は、マイクロソフトのHoloLens開発チームにおける主要なオーディオエンジニアであるNick Thompson氏。HoloLensとは、マイクロソフトが今年1月に発表したメガネ型ホログラム・コンピュータのこと。モノ的には透過型のヘッドマウ ントディスプレイですが、視界に3Dの仮想オブジェクトを重ねて表示し、部屋の環境を自動的に認識して壁をスクリーンにしたり、テーブルの上に仮想物体を 置いたり、視線や手の動きによって仮想ホログラムを操作できる技術です。

現実を拡張するAR製品は「セカイカメラ」という言葉が懐かしくなる程度には新鮮味を失ってますが、Hololensは別格の感があります。複数のユーザーに同じ光景を見せて、同じ仮想オブジェクトを"共有"できるポテンシャルが驚かれました。


AR関連テクノロジー

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11 枚
これに先立って、アップルは今年5月にARスタートアップのMetaioを買収していたことが明らかになっています。Metaioは世界30カ国に 15万人以上のユーザーと1000人以上の顧客を持ち、技術力の高さには定評あり。例えばフェラーリのショールームで展示された車体にタブレットのカメラ を向けると、ミニ四駆さながらにタイヤを交換したり、車体の色を変更できるプロモーションも話題になりました。




また、ベルリンの旅行者が現地にスマホやタブレットをかざすと、過去の映像記録が見られる擬似タイムマシン的なプロジェクトも公開されています。 一方で、かつてはARの代名詞だったこともあるGoogle Glassは今年1月に有料テスト版Explorer Editionの販売を終了。プリズム状に飛び出た液晶が不気味、バッテリーが保たない、著作権への配慮から映画館お断り、人混みの中でのプライバシー侵 害の恐れ、相手の戦闘力を測るGlascouterのような面白アプリがほとんどない、1500ドルは高すぎる......いろいろと不評はありました が、人類にとっては早すぎた製品だったようです。GoogleはExplorer Editionの教訓を活かし、新型を業務用メインで展開予定と見られています。

新型Google Glass は画面大型化、Atomで速度と駆動時間・発熱改善。値下げして業務用限定販売




そこはApple Watchでたちまちスマートウォッチ市場における75%のシェアを獲得し、パッとしなかったウェアラブルデバイスの前途を希望の光で照らしたアップルの こと。HoloLensは室内に用途が限られそうなのに対して、外出先の映画館にも堂々と入場でき、プライバシー侵害も疑われない電脳アップルメガネを 作ってくれるかもしれません。が、ハードウェア製品ではなくiPhoneやiPad用アプリの可能性もあり、過大な期待は禁物です。

木曜日, 1月 22, 2015

HoloLens|Microsoft


マイクロソフト、メガネ型ホログラムコンピュータHoloLens発表。視界に3D映像を重ねて表示






二回目のWindows 10発表イベントにはとんでもない隠し球が仕込んでありました。マイクロソフトが発表した Microsoft HoloLens (ホロレンズ)は、視界に3Dの仮想オブジェクトを重ねて表示できるバイザー型の『ホログラム・コンピュータ』。

単なる透過型のヘッドマウントディスプレイではなく、

・マーカーを使わず部屋の環境を認識して壁をスクリーンにする
・テーブルの上に仮想物体を置く、ゲームキャラクターが壁で跳ね返る
・ユーザーの視線方向や手の動きを認識して、仮想ホログラムを触って操作する

といったことが可能です。用途はエンタテインメントのほか、ブラウザや通常のWindowsアプリを表示してプロダクティビティに、3D仮想物体を手と目で触って操作できるクリエイティブアプリに、さらには部屋全体がゲーム世界になるゲーム向けなど。デモではマインクラフトのマップを部屋全体に3Dで表示してユーザーが歩きまわって探索するといった使い方も示されています。

Windows Holographic and HoloLens

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18 枚







Windows 10は標準でホログラムコンピューティングのためのAPI『Windows ホログラフィック』に対応。ユニバーサルアプリは、原則としてすべてホログラムとして表示できるとされています。

Windows Holographic は Windows 10の標準機能として、Oculus Rift など各社のさまざまなデバイスで利用可能。マイクロソフトはWindows Holographic をWindows 10の標準機能にするとともに、開発ツールなども提供し、ソフトウェア開発者にもハードウェア開発者にも『ホログラフィック・コンピューティング』のためのアプリやデバイスの開発を促します。



本日発表されたデバイスのHoloLens は、このWindows Holographic をデモするために用意されたプロトタイプの位置付けです。

マイクロソフト ホロレンズはプロトタイプ段階ながら、単体でホログラフィック・コンピューティングの機能が利用可能。 スマートフォンやPCに接続する必要も、ジェスチャや外界認識のための外部マーカーや入力機器も不要とされています。

HoloLensは独自の『ホログラフィック・プロセッシング・ユニット』(HPU)を搭載。仮想映像を重ねるための周囲環境の認識、ユーザーの視線やジェスチャ認識などをHPUで処理します。

高精細な透過型ディスプレイで現実にホログラムを重畳してその場にあるように表示できるほか、3D音響対応のヘッドホンも搭載。仮想の物体のある場所から音が聞こえる仕掛けです。

ホロレンズは『Windows 10タイムフレーム』には市販される予定。なんとも判断が難しい言葉ですが、Windows 10 の正式リリースは今年後半予定のため、2015年末以降〜Windows 10時代のあいだには発売と解釈できます。