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月曜日, 5月 11, 2015

Explorer 2|Meridian Audio


新ロスレス形式MQA対応のUSB-DAC/ヘッドホンアンプ Explorer 2 発売、4万円前後


 
英国の音響機器メーカー Meridian Audio の製品を扱うハイレス・ミュージックが、新ロスレスフォーマット MQA 対応の USB-DAC /ヘッドホンアンプ Explorer 2 を国内で発売しました。オープン価格ですが、参考価格(税抜き)は4万円前後となっています。
Meridian が2014年12月に発表した MQA (Master Quality Authenticated)は、ハイレゾ/スタジオマスター相当の音質を保ちながらビットレートを約1Mbps に抑え、ストリーミング配信にも対応可能とうたう音声フォーマット。FLAC などのように既存コンテナに格納できることや、MQA デコーダーを備えないプレーヤー機器でも 44.1kHz/16bit の CD 音質で再生できることなどが主な特徴です。

いくら音質が良くてサイズが小さくても、対応する再生機器がなければ絵に描いた餅にすぎません。今年1月にはオンキヨーが対応製品の開発を発表し、iOS/Android 対応プレーヤーアプリ Onkyo HF Player も対応させるとしていますが、現在のところ MQA を再生可能な機器は Meridian の Explorer 2 しかなく、国内での販売開始が待たれるところでした。(Meridian の据置型ヘッドホンアンプ PHA-1 はファームウェア更新で MQA 対応予定)

ようやく国内発売となった Explorer 2 は MQA フォーマットへの対応に加え、最大 192kHz/24bit までのネイティブ再生に対応。YouTube や CD からリッピングした音声も最大 176.4/192kHz にまでオーバーサンプリングして再生します。本体には3つのインジケータランプを備え、電源のオン/オフや再生フォーマットなどを簡潔に表示します。
  
 
102 x 32 x 18mm、50g の小さな筐体内には、6層構造基板を搭載。16コアDSP により、D/A 変換時に発生するプリリンギングを除去するアポダイジングフィルターやノイズ成分を可聴域外へ移動してしまうノイズシェーピング技術にも対応します。さらにD/A 変換精度を高めるため、ディスクリートのデュアルクロック(44.1kHz/48kHz)を採用しました。音量ボリュームはアナログ方式で 0~-100dB の範囲で細かい調整が可能。PC からは64段階で制御できます。

出力はヘッドホンとライン出力兼用の3.5mmステレオミニ端子。入力は mini USB 端子。アシンクロナス伝送に対応し、Mac および Windows (要ドライバー)に対応します。

Explorer 2 は MQA 対応が目玉とはいえ、通常の PCM 方式のでも 192kHz/24bit のネイティブ再生に対応します。出先にノート PC を持ち運んで作業することが多い人にとっても、簡単に高音質な再生環境が構築できる魅力的な製品といえるかもしれません。

一方、肝心の MQA 対応音源データはまだ入手できるものがありません。MQA フォーマットの音そのものを確かめたい人にとっては、いましばらくの忍耐が必要になりそうです。

金曜日, 4月 12, 2013

ポータブルヘッドホンアンプ REX-KEB01F

ラトックからバランス駆動のポタアンREX-KEB01F、手持ちヘッドホンの改造マニュアル付き


ラトックシステムがバランス駆動型のポータブルヘッドホンアンプ REX-KEB01F を発表しました。4月下旬発売で、標準価格は1万8900円。

バランス駆動のため左右チャンネルに別々のアンプ回路を使用するデュアルモノラル構成であるほか、ヘッドホン出力回路には出力コンデンサを使わない OCL回路(Output Capacitorless Circuit)を採用して低域の再現性を高めています。音量調整機能はなく、音源となるオーディオ機器側で調整する必要があります。
 
ここ数年、一部のオーディオファンの間で人気が高まっている「ポタアン」ことポータブルヘッドホンアンプですが、バランス駆動を採用したものはほとんどあ りませんでした。バランス駆動型のヘッドホンアンプで音を聴くには、バランス接続タイプのヘッドホンが必要になります。

通常のステレオヘッドホンはジャックの先端部が左チャンネル、真ん中が右チャンネル、根本部分が左右共通の GND(アース)にわかれています。このしくみでは共通の GND 部分で左右の信号が混ざるクロストークが発生し、これがノイズとなって音質に影響することがあります。

バランス接続タイプのヘッドホンではGNDを左用、右用に分けてしまい、いわばモノラルイヤホン x2 の状態とすることでクロストークをなくし、ノイズ低減と音の分離感を向上させる効果があると言われています。このため、REX-KEB01F のヘッドフォン出力は2.5mmのモノラル出力 x2 となっています。

バランスタイプのヘッドホンはコネクタ形状に決まりがなく、価格面でも気軽に入手できるものはほとんどありません。そこでREX-KEB01F は、ユーザーが手持ちのヘッドホンをバランス接続タイプに改造できるよう、改造マニュアルと改造ヘッドフォン用の 2.5mm モノラルプラグx2 を同梱しています。ただし実際に改造する場合は、失敗してもユーザーの自己責任のお約束です。

電源には単4電池3本を使用。ラトックはニッケル水素充電池、アルカリ電池など電池の違いによる音質の変化も楽しめると しています。ちなみにパナソニックのEVOLTAを使用した場合、フル充電で連続50時間の再生が可能とのことです。
 
本体の大きさは幅68mm x 奥行き114mm x 厚さ18mm。重さ約95g。そのほか、オーディオ機器との接続用に3.5mm ステレオミニケーブル、また本体保護用のシリコンケースが付属します。







RATOC Systems