Wearable Tech Expo:指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」は本当に動いた
3月25日と26日に東京ミッドタウンで開催中のウェアラブルガジェット展示会 Wearable Tech Expo in Tokyo 2014 で、指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」のデモンストレーションが行われました。
Ringは人差し指につけて絵文字やアルファベット、数字などを描くと、ジェスチャーとして認識してくれる指輪型ウェアラブルデバイス。Bluetooth LEに対応しスマートデバイスと接続するほか、Ring Hub と呼ばれる中継器を使い、赤外線による家電操作にも対応予定としています。
「としています」なのは、本当に使えるプロダクトとして世に出るかどうかに疑問の声もあったため。2013年11月にTechCrunch Tokyo 2013のスタートアップバトルで優勝したものの、「入手可能なバッテリーや通信モジュールのサイズや性能から言って、Ringのサイズは無理があるのではないか?」(TechCrunch)との声もありました。
今回のWearable Tech Expo in Tokyo 2014では、Ringの開発元であるログバーの吉田卓郎社長がデモンストレーション。ステージ上でのデモでは当初うまく動作しませんでしたが、その後は一部を除き、吉田社長が想定した通りのデモができたようです。
ただし、これはあくまでも吉田社長によるデモ。現時点では会場でも参加者はRingを体験することができません。Ringのようなウェアラブルデバイスはジェスチャー精度が重要なので、ぜひ体験したいところです。