ベーコンの焼ける匂いで起こす目覚ましアプリWake Up & Smell the Bacon (動画)
朝食の音と香りで目覚めるという場合、日本では軽快な包丁の音や味噌汁の香りを思い浮かべる方が多そうですが、米国ではベーコンが定番なのかもしれません。
米国の食肉加工会社 Oscar Mayer が、ベーコンの焼ける音と香りで起こしてくれるiOS 用目覚ましアプリと、専用デバイスOscar Mayer Wake Up & Smell the Bacon を発表しました。
Wake Up & Smell the Bacon は、アプリ単体でもベーコンの焼ける音が鳴る目覚まし時計として使用できますが、専用のScent Device (香り端末)を付けることで、iOS 端末がアラーム音とともにベーコンの焼ける香りを噴出する「ベーコン目覚まし時計」になります。
アプリではフライパンを模した時計でアラームを鳴らす時刻を設定。設定時刻になると、フライパンで焼かれるベーコンの姿が表示されるとともに「ジュー ジュー」というアラーム音が鳴ります。その際にScent Device を接続していると、同時に香りも噴出するというしくみです。
Scent Device に充填される香りは、Cleaver of Destiny (運命の肉切り包丁)で切られた肉へ、自然木を使用した燻製など12時間に及ぶ処理を施した最高品質のベーコンからインスパイアされたもの。朝にふさわし い最高の香りに包まれて目覚められるとしています。
なおScent Device を入手するには米国内を対象にしたキャンペーンに応募する必要があります。そのため米国在住の友人知人などに頼むか、それが難しい場合はいっそのことこの方のように自作してしまうのも手かもしれません。
Wake Up & Smell the Bacon アプリはiTunes Store にて無料配信中。iOS 7以降で利用できます。
合わせてOMIFAB (Oscar Mayer Institute For the Advancement of Bacon) による、ベーコンの雨やベーコンの薔薇、宇宙へ舞い上がるベーコンなど壮大なイメージが繰り広げられる動画もどうぞ。
追記:Wake Up & Smell the Bacon の香りデバイスは、日本の着パフ株式会社製ということが分かりました。同社はアプリと連動して香りを噴出する「Scentee」というデバイスを開発・販 売中ですが、Scentee はベーコンアプリでも使用できるとのことです。
なおScentee には香りの詰まった専用カートリッジが数種類ありますが、残念ながらベーコンはありません。代用品としてはカルビ・タン塩・じゃがバターのセット「鼻焼肉 おかわりセット」あたりが良さそうです。本記事の最後に「鼻焼き肉」の公式動画も追加してありますので合わせてどうぞ。ほかScentee の詳細はリンク先公式サイトへ。