802.11ac。新しい速さの基準です。
3ストリームの802.11acテクノロジーに対応するAirMac Extremeベースステーションなら、Wi‑Fi接続がちょっと速すぎるくらいに速くなります。データ転送速度は、一世代前の802.11n規格と比べて3倍にあたる最大1.3Gbps1。つまり最大3倍速いWi‑Fiです2。しかも、より多くのデータをこれまで以上に速く転送できる80MHz幅のチャンネルに対応するため、チャンネル帯域幅が2倍になります。802.11a/b/g/nデバイスを使っている場合も、それらの接続速度をAirMac Extremeが最大限まで高めます。ここまで速くなった接続をどう使うか。それは、あなた次第です。(Apple)その前に・・・
802.11acの規格で無線LANを利用するには、
- 802.11ac対応の無線親機(AirMac Time CapsuleやExtremeのことを指す)
- 802.11ac対応の無線子機(PCの内蔵無線アダプタや外付無線アダプタを指す)
しかし、Appleには現行モデルでも一世代前の規格である802.11nにしか対応していない製品もあって、現時点(2014年5月5日)で、802.11ac対応Wi-Fiルーターの導入の恩恵が得られるのは、
MacBook Air、MacBook Pro Retina、iMac、Mac Pro——の4製品だけ。
うちのMacは古いからしかたないか、とあきらめていた人に朗報です。
プラネックスコミュニケーションズがMacに対応した802.11ac対応USB無線LAN子機「GW-450S」を発売。
これさえあればうちのMacも爆速通信?
802.11ac対応USB無線LAN子機「GW-450S」を試す
プラネックスコミュニケーションズが販売する、Macに対応した802.11ac対応USB無線LAN子機「GW-450S」を試してみました。
※この製品は、5GHz専用のため、IEEE802.11nの2.4GHz帯および、IEEE802.11g/bには接続出来ません。
IEEE802.11acに対応したUSB 2.0接続のMac対応無線LAN子機で、GW-450D(433Mbps)に続く製品です。
ボディ部分がかなり小型化されています。
さっそくMacBook Pro (15-inch Late 2011)のUSBポートに接続してみました。
USBポートがら露出する部分が少ししか無いため、邪魔に感じることはありません。
MacBook Airでも同様だと思います。
このGW-450Sを使用するには、Wireless-AC USB Adapter Driverをインストールして使用します。
このドライバはMac OS X Snow Leopard、OS X Lion、OS X Mountain Lion、OS X Mavericksに対応していて、かなり古い機種でも802.11acネットワークを利用することが可能です。
USBポートにGW-450Sを接続すると、Wireless-AC Network Utilityが起動します。
接続したいアクセスポイントをクリックし、接続先の情報からパスワードを入力して接続を完了します。
続いて、OS Xの設定>ネットワークで、GW-450Sの優先順位を最上段に移動します。
Mac内蔵のWi-Fi機能を2番目にしておけば、GW-450Sがオフの場合、内蔵Wi-Fi機能が使用されます。
性能を発揮するためには、無線LAN親機も802.11acに対応している必要があります。
ネットワークユーティリティでリンク速度を見ると「433 Mbit/秒」と表示され、802.11acの1ストリーム仕様として認識されてることが確認出来ました。
AirMac Extreme 802.11acを使用して、USENスピードテストを行ってみました。
旧MacBook Proの場合、802.11nの3ストリーム仕様「450Mbit/秒」の性能があり、無線LAN親機も3ストリーム対応だと性能差は無いかもしれませんが、旧MacBook Airの場合、802.11nの2ストリーム仕様「300Mbit/秒」の場合や、802.11ac対応無線LAN親機が2ストリーム以下の場合は、GW-450Sの方が有利そうです。
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802.11ac対応USB無線LAN子機
802.11ac対応USB無線LAN親機