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火曜日, 10月 06, 2015

WD My Cloud|Western Degital

ファイルを大量に扱う人におすすめ、パーソナルクラウド「WD My Cloud」が良くできている

クラウドストレージでは、「Dropbox」などの各種ウェブサービスを利用するのが一般的だ。しかし、無料の範囲内で済んでいるうちはいいが、保存しているファイルが増えてくると有料プランへの加入が必要になり、それなりにコストがかさむ。また、アップロードに時間が掛かるという弱点もある。

そんな問題を一気に解決してくれるのが、ウェスタンデジタルのパーソナルクラウドストレージ「WD My Cloud」。NASなのだが、専用のソフトウエアが良く出来ていて、まるで各種ウェブサービスのクラウドストレージのように利用できる。

価格ドットコムで調べたところ、価格は容量2TBのモデルが2万4000円台、3TBが3万3000円台、4TBが4万2000円台、6TBが6万円台となっていた。他のNASと比べるとちょっと高いのだが、ウェブサービスの有料プランを何年間も使うのに比べれば安いようにも感じる。

設定は難しくない。利用できるアプリも多い

ネットワークの設定は難しくない、でもマニュアルを読まないとまず無理だ。マニュアルは同社のウェブサイトにPDFが用意されている

他のNASと同様、基本的にはドライブとしてネットワーク上に表示される。ブラウザーベースの専用アプリ「ダッシュボード」では、ストレージ容量のチェックや共有の設定といった管理全般が行える他、いくつかのソフトが利用可能。例えば、バックアップ専用ソフト「WD SmartWare」なども用意されている。利用することになるアプリの数が多いのでちょっと戸惑う、数時間使えばだいたい理解できるだろう。

「WD SmartWare」を使って約5GBほどのフォルダーを有線LANでバックアップしてみたところ、バックグラウンドで処理され、1時間も掛からずに終わった。同じフォルダーをウェブサービスのクラウドストレージにアップロードするとなると、環境によっては半日作業になるはずだ。ファイル転送が速いのは大きなメリットだと思う。しかも、1度バックアップを作成すれば、以降は差分をチェックして変更のあったファイルだけを自動でアップロードしてくれる。

ハードウエアの接続は簡単で、有線LANとAC電源につなぐだけだ

マニュアルは分かりやすいので問題なく作業を進められるだろう


パーソナルクラウドの作成はウィザード形式で進んでいく


専用のバックアップソフトはなかなか良く出来ている
ストレージの使用状況やネットワークトラフィックも一目で分かる

 

外出先からアクセス可能。写真バックアップも便利

WD My Cloudは外出先でも使えるのがありがたい。ノートパソコンなどに「WD My Cloud」というソフトをインストールすると、WD My Cloudに保存してあるファイルに外出先からアクセスできるようになる。ネット環境さえあれば、自宅やオフィスにあるストレージのファイルをいつでも開けるのだ。しかも、各種のオンライストレージをブラウザーで利用するよりもはるかに分かりやすく、作業もしやすい。
一方、スマートフォン向けには「WD Cloud」というアプリも用意されており、パソコンで保存したファイルなども簡単に開ける。反対に、スマートフォンで撮影した写真などをWD My Cloudにバックアップすることも可能。万一、スマートフォンを壊したり、なくしたりしても大事な写真は保持されるのだから安心だ。大量にたまった写真を整理するときも、パソコン上ならより素早く表示・作業できるだろう。

iPhoneのアプリから簡単にアクセス
特別な知識がなくても、写真のバックアップなどをすぐに設定できる
ファイルの一覧を表示したところ。感覚的にはウェブサービスのクラウドストレージと同じだ
エクセルのワークシートなどもプレビューできる

容量を拡張できるポータブルHDDもある

ウェスタンデジタル製のポータブルハードディスク「My Passport Ultra」に3TBのモデルが追加されたので、これもレビューしておこう。WD My CloudのUSBポートに接続して容量を増やすこともできる製品だ。

スマートフォンの外付けバッテリー程度の大きさで3TBという大容量なのだから恐れ入るが、価格は3万3000円台。もちろん、ニーズに合わせて500MB、1TB、2TBのモデルを選んでもいい。

このポータブルHDDにもバックアップツールが同梱されており、パソコンに接続すればファイルを簡単に転送できる。外出先で作成したファイルやデジカメの写真などを2重化しておきたいときにはおすすめだ。ウェブサービスのクラウド等にバックアップするのもいいのだが、大容量ファイルの転送には時間が掛かる。しかも、外出先では通信速度が遅くてまともに使えないケースもままある。やはり最後はローカルが安心で確実だ。

大事な仕事ではパソコンに加えて、別の方法でも同じファイルを持参しているのだが、USBメモリーでは動画などが入りきらないことがある。しかし、My Passport Ultraなら余裕だ。

今回取り上げた2製品は実売価格もまだこなれていないため、もう少し安くなることを期待したい。特にWD My Cloudは、非常に便利なので仕事で大量のファイルを扱う方には強くおすすめする。

ポータブルハードディスク「My Passport Ultra」に3TBの大容量モデルが登場した
WD My CloudのUSB3.0ポートに接続して利用できる。USB給電なのでACアダプターは必要ない
My Passport Ultraに同梱されているバックアップソフトでパソコンのファイルを二重化できる

木曜日, 7月 16, 2015

WD Cloud|Western Digital


クラウド感覚でアクセスできるLAN接続HDD『WD Cloud』発表。単体でDropboxとも接続





ハードディスクメーカー大手のウエスタンデジタルジャパンが、「パーソナルクラウドストレージ」と称するネットワーク接続HDD『WD Cloud』を日本で発表しました。バリエーションは2/3/4/6TB版の4種、発売は7月22日から。店頭予想価格は2万5800円から6万2800円です。

特徴は、難しい設定なしでインターネットを介したファイルアクセスが可能になる点。これは専用サーバー(WD Cloudサーバー)と連携動作して実現します。さらにiOSやAndroid、PCとMacで用意される専用アプリを介することで、ファイルの閲覧や操作、シェアなどの操作が手早く実行できます。パーソナルクラウドストレージとは、こうした機能に由来するジャンル名です。

WD パーソナルクラウドHDD WD Cloud

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34 枚



本機が採用する、専用サーバーを介してインターネット上からのアクセスを可能にするという方式のメリットは、直接公開しない点によるセキュリティ面での有利と、設定、運用の容易さ。

とくに後者のメリットは大きく、これまでリモートアクセス環境を夢見てきた数多くのユーザーを絶望に叩き落とした「インターネット上に個人Webサーバーを立てて、NASにアクセス可能にする」という技術難度と手間を一切省き、非常にシンプルな手順で実現可能にしています。



初期設定の容易さは発表会場でも強調しており、WD Cloudサーバーにアカウントを作成し、同サーバーから送信されるメールを元にパスワードを作成するだけで使えることを紹介。まさにWebサービス感覚で使える点をアピールしました。

気になるのは、Webブラウザや専用アプリでの接続、つまりパーソナルクラウドとして接続する際の径路です。この点を発表会で尋ねたところ、「WD Cloudサーバーを経由しての接続となる。サーバーとWD Cloudとの間はピア・ツー・ピア接続となっている」との回答でした。



専用サーバーを介することで理論上の速度では不利になりますが、直接インターネットにNASを公開していないことから、セキュリティの面でもメリットがあります。さらに一般的なクラウドストレージ(いわゆるパブリッククラウド)と比べた場合には、データがコピーされない(する必要がない)という、やはりセキュリティ的なメリットがあります。こうした点から説明会でも、セキュリティの高さに関しては機会があるごとに強調されていました。



専用アプリは、基本的なファイル操作はもとより、写真や動画の自動バックアップ機能も搭載。パーソナルクラウドとしての強みを活かし、インターネットを介してのバックアップも可能な仕様です。



隠れたポイントとして、専用アプリはiOS版とAndroid版だけでなく、Windows版とMac版も用意されている点が挙げられます。とくにWindows版は、実はWinの世界では少ない「スマホアプリ的な作法で使える、総合ファイルマネージャー+ビューアー」アプリとなっている、面白い仕上がりです。



パーソナルクラウドとしてのアクセスでは、基本的なファイル操作はもちろん、ファイル共有も可能。これはアクセス権を設定する手法だけでなく、メールを介してダウンロードしてもらう手法も可能です。「リンクをメールで送信」を選択すると、WD Cloudサーバー側が設定したファイルをダウンロード可能なURLを生成して、そのURLが添付された内容のメールアプリが開く、という手順となります。いわゆるワンタイムアクセスに便利です。



動画はダウンロードだけでなく、主要なコーデックはストリーミング再生にも対応(解像度はフルHDまで)。発表会場ではドコモLTE回線を介し、米国から720p解像度の動画を再生するデモなども披露されました。

ただし質疑応答では、DTCP-IPやストリーミング時のトランスコード(ビットレートファイル形式の変換)には対応しないとのコメントもありました。このあたりはAVレコーダーやAV用途を意識した高機能NASには一歩譲る印象です。

こうした機能から、発表会では「PCだけでなく、スマートフォンやタブレット、デジタルカメラなどすべてのデータを一元管理でき、家にデータを置きつつもどこからでもアクセスできる大容量ストレージ」となる点を強調しました。



さらにNASとしての機能も、基本ファイル操作はもちろんのこと、特定フォルダ、またはローカルHDD全体のバックアップ機能にはじまり、USB接続したデジタルカメラからの自動データバックアップ機能なども搭載。OS X用のTime Machineにも対応します。

WD Cloud自身のバックアップ機能としては、特定フォルダの二重化や同一ネットワークの他ドライブへのバックアップなどを用意。さらにはパーソナルクラウドとしての機能を活かし「遠隔地に設置した複数のWD Cloud間でファイルをバックアップする」といったマニアックな機能も備えます。

そしてユニークなのがDropboxとの連携機能。本体側の設定にDropboxアカウントの項目が用意されており、ここに登録することで、PCやスマートフォンなどの他クライアントを介さずDropboxとの直接同期が可能になります。



またクライアントアプリ上では、GoogleドライブやOneDriveなどのクラウドストレージを登録し、ファイル操作が可能。これらはDropboxとは異なり基本的な操作しかできませんが、同一アプリ内でWD Cloudとのファイル操作が可能になるというメリットがあります。とくにファイル管理ソフトが限られるiOS版では地味にありがたいところでしょう。



ハードウェア面での特徴は、内蔵するHDDとして自社製の『WD Red』を採用する点。RedはNAS用に設計されたファームウェアを採用しており、コンシューマー用HDDに比べて高度な振動検知や高温環境下での信頼性を高めた位置づけの製品。各社のNASへの採用実績や人気も高いモデルです。

制御用のSoCは、詳細は未公表ですが、動作クロック800MHzのデュアルコア製品を搭載。シングルドライブのNASとしては比較的処理速度が高速な点もアピールします。



本体側の接続端子は、有線LAN(1000BASE-T)×1基とUSB 3.0×1基。このUSBは多機能で、接続した外付けストレージのパーソナルクラウド経由アクセスも可能。さらに上述したデジタルカメラの自動バックアップなど、様々な用途に使用可能です。

本体サイズは縦置き時で49×170.6×139.3mm(幅×高さ×奥行き)、重量は2TBと3TB版が0.92kg、4TB版が1kg、6TB版が1.03kg。NASとしての対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.7以降です。



なおWD Cloudは、日本では初登場となりますが、米国では2013年から『My Cloud』シリーズとして発売されている、実績豊富なシリーズ。パーソナルクラウドとしても既に多数のユーザーに使われており、定評があります。いわゆる「よく枯れた」状態なので、こうした点での心配は不要でしょう。

ただ気になるのが米国版との価格差。現状では米国版で最も人気の高い4TBモデル『WDBCTL0040HWT-NESN』がAmazon.comで184.82ドルなのに対して、日本では『WDBAGX0040HWT-JESN』の予想価格が4万4800円。

型番が大きく異なることから内部部品のグレードが異なる可能性があり、またアプリなどの日本語化がしっかりなされた(コストが掛かっている)製品ではありますが、それでも単純計算では内外価格差が若干大きな印象です。

こうした価格戦略は気に掛かるところではありますが、目玉であるパーソナルクラウド機能をはじめ、機能的には間違いなく便利で強力なモデル。専用アプリの操作感なども良好なため、日本でも米国に続く定番ネットワークHDDとなりそうな気配もあります。

水曜日, 11月 05, 2014

ポケドラCloud|i-o data



アイ・オー 『ポケドラCloud』発表。スマートフォンで設定できる個人向けNAS



アイ・オー・データが、「パーソナルクラウドストレージ」を謳う個人向けNAS 「ポケドラCloud HLS-C シリーズ」を発表しました。PC 不要でスマートフォンのみで設定でき、複雑な設定なしに外出先からアクセス可能といった使いやすさが売りです。

初期設定は、HLS-C をルータに接続後、専用アプリRemote Link Files をインストールしたiOS/Android 端末で、同梱のQR コードを撮影してOK ボタンを押します。

すると自動的にウェブ上にあるアイ・オーの新サービスRemote Link 3 がHLS-C とスマートフォンを接続し、設定が完了します。同時に多段ルータ環境での外出先からのアクセス設定も行われるため、ユーザが複雑な設定をする必要はありません。

なお安全のために、同梱のQR コードは1度しか使えません。他のスマートフォンからアクセスする場合は、最初の設定に使ったスマートフォンの画面に共有用QR コードを表示できるので、それを撮影します。



専用アプリRemote Link Files では、ファイルのアップ・ダウンロードやブラウズ、HLS-C の各種設定、画像・動画・音楽のストリーミング再生などが可能。Android 版ではメディアファイルを連続再生できます。

またWindows / Mac 対応のPC フォルダ同期アプリRemote Link PCsync も用意し、PC 内のファイルをスマートフォンからいつでも扱えます。

さらにDropbox と、NTT 東日本のクラウドストレージサービス「フレッツ・あずけ~る」との連携も可能。自動同期に加え、Dropbox/あずけ~るに保管しているファイルの転送(引っ越し)や、HLS-C 内のファイルのミラーリングもできます。

そのほか別々の場所にある2台のHLS-C を同期するリモート同期機能や、DLNA 対応のメディアサーバ機能も備えます。



HLS-C の主な仕様は、インターフェイスが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T 対応のRJ45、電源端子、電源ボタン、リセットボタン。

寸法と重さは、約W85 x D79 x H130、約130g。LAN ケーブル(1m)、AC アダプタ、Remote Link 設定シート、マニュアル類が付属します。

対応OS は、iOS 7~8、Android 4.1~4.4.4、Windows 8.1/8/7/Vista、OS X 10.7~10.9。Windows / Mac から設定するにはIE 7~11 またはSafari 3.0~7.1 が必要です。

発売は2014年12月上旬予定。ラインナップと税別価格は、500GB のHLS-C500 が1万6650円、1TB のHLS-C1.0 が2万2100円、2TB のHLS-C2.0 が2万8800円。

いずれも2.5インチHDD を採用し、ユーザでの交換や増設は不可能。またファンレス構造です。


HLS-C は、「スマホは持っているがPC は持っていない」「データは手元に置きたい」「クラウドストレージの追加容量にお金を払い続けたくない」というユーザに向けた製品と言えます。

また一部のDropbox ユーザのファイルが消える
という不具合が発生したこともあり、バックアップ用に1台あると安心かもしれません。今後はGoogle Drive、OneDrive、iCloud などへの対応にも期待したいところです。

金曜日, 6月 28, 2013

LinkStation LS421D|BUFFALO DLNAサーバー機能搭載NAS

バッファローから世界初のDSDファイルDLNA配信対応NAS、ネットワークオーディオに最適化



バッファローがネットワークオーディオ向けのDLNAサーバー機能を搭載したNAS「LinkStation LS421D」を発表しました。

オンライン販売が盛んになってきた各種ハイレゾ音源に対応するとともに、もともとDLNAで配信可能なファイル形式に含まれていない DSD ファイルの DLNA 配信にも世界で初めて対応します。

​このところネットワーク対応コンポなどでも DSD 再生対応の波が広がっていることもあり、DLNA 経由で手軽に DSD を配信・リスニングできることには大きなメリットがあります。またDSDに限らず、なにかと容量の嵩張るハイレゾ音源の置き場所として活躍しそうです。


LS421D が搭載するサーバーソフトウェアには Twonky Media Server 7.1。DLNA サーバー以外の機能は最初からオフにするなど、オーディオストリーミングサーバー機能に特化した初期設定となっています。対応するハイレゾ音源の形式は、 WAVE、AIFF、FLAC、ALAC、DSD64(2.8MHz)およびDSD128(5.6MHz)。

バッファローでは、DSD の DLNA 経由での再生を確認できた機器として、パイオニアの SC-LX57、VSA-1123、SC-2023、スフォルツァートの DSP-03 をあげています。また動作確認機器はバッファローのサイトで順次公開していくとのこと。

対応する音源購入元としては、e-onkyo misic、OTOTOY のハイレゾ音源で動作確認済みとしています。

パイオニア SC-LX57             スフォルツァート DSP-03


内蔵する HDD は 2TB x 2。RAID 1(ミラーリング)構成なため、実際に使用できる容量は 1.8TB ほどです。設定によりRAID 0(ストライピング)構成とすることも可能。入出力端子は、ギガビットLANx1、フロントにUSB 3.0 x 1、背面にUSB 2.0 x 1。

大きさは幅87 x 高さ127.5 x 奥行205mm。カラーはガンメタリック。発売は7月下旬、店頭予想価格は7万4800円です。




DSD(Direct Stream Digital)規格

ものすごくざっくりと解説すると、CD などで用いられるリニア PCM(パルス符号変調)では一定周期でその瞬間の音を量子化してサンプリングしているのに対し、DSD の PDM(パルス密度変調)方式ではサンプリング周期を2.8MHzまたは5.6MHzに高めて、1bitのパルス信号の「密度」を記録します。これにより、従来のCDなどで用いられたリニアPCMよりもアナログ的でより原音に近いサウンドが再生できると言われています。

BUFFALO


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