ランボルギーニCEO、SUV「URUS」の量産化を正式に認める
Detroit Newsは23日付の記事で、ランボルギーニCEOのStephan Winkelman(ステファン・ヴィンケルマン)氏がファミリー向けSUVコンセプト「URUS(ウルス)」ついて言及し、同車の市販化に向けた開発計 画が進行中であることを認める発言をしたと伝えています。ランボルギーニのSUVといえば、1986年から93年にかけて販売された「LM002(通称: Rambo)」が有名ですが、URUSはこのRamboの発売以来、およそ30年ぶりのSUVとなります。
今回の発言は、東京の南青山にオープンした同社のショールーム「ランボルギーニ青山」のオープン記念に訪れたWinkelman氏が、報道陣の取材 に答える形で言及したもの。昨年4月に開催された北京モーターショーにおいてコンセプトモデルとして発表されて以来、URUS市販化に向けた取り組みがな されているとの噂はあったものの、公式のアナウンスは今回が初めてとなります。
今回の会見では価格帯や発売時期などについて言及されていなかったとのことですが、米国の大手カー情報サイト「CAR ADN DRIVER」は、2016年の発売で価格は15 万〜20万ドル(1500万円〜2000万円)になるだろうと予測しています。
Winkelman氏によると、(URUSが当初ターゲットとしていた)中国では近年、経済成長の鈍化からハイエンド・カーの需要が減少傾向にあ り、代わりに日本や中東・米国をメイン市場として考えているとのこと。比較的に安価なSUVとはいえ庶民にはなかなか遠い存在の同車ですが、街中を走る姿 を見てニヤニヤするくらいのことは出来るかもしれませんね。