私ってもしかしてメンヘラ!?
メンヘラな人の20の特徴と治すための8つのアイデア
メンヘラってなに?
2ちゃんねるのメンタルヘルス板をみている人から生まれたこの言葉。
自傷行為、死にたい、束縛が激しい、などメンヘラたちが抱える心の病について理解しましょう。
メンヘラの16の特徴とメンヘラとの上手な付き合い方、メンヘラの治し方について紹介します。
メンヘラってどういう意味?
メンヘラーとはメンタルヘルスを略したメンヘルに、英語の「~する人」といった意味の接尾辞“-er”をつけたもの。ただし、この語句に関しては、メンヘラと語尾を延ばさずに用いるのが一般的。ちなみにメンタルヘルスとは「心の健康」という意味(心の健康管理ならメンタルヘルス・マネジメント)。メンヘルと略した場合は、主にうつ病や精神病、神経症、心身症といった心の病をさす。つまり、メンヘラとはそういった心の病を患っている人を意味する。出典: zokugo-dict.com
もともとは匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」の、メンタルヘルス板をよく訪問する人々に対する呼び名として使われていたそうです。
最近では、ネットや雑誌などで「メンヘラ女子、メンヘラな人」という言葉を耳にすることが増えています。主な意味合いとしては、「恋人に執着心や依存心を持つ人」で、異常な自己中心性を発揮する人々を意味します。
メンヘルの関連語ヤンデレって?
「病み+デレ」が語源の「ヤンデレ」という言葉があります。
メンヘラとヤンデレはよく似ているので、よく混同して使われ、
「恋愛において相手を病的に愛する人」という意味。
「ツンデレ」ほど一般的ではないですが、ネットではよく知られている概念です。
「自分中心のメンヘラ」「相手中心のヤンデレ」と区別されますが、その境界は曖昧となっています。
【メンヘラ】 ・自己愛の塊 ・愛して欲しい、構って欲しいが基本 ・世界は私を中心に回っているのよ!— 病菓 (@yamagara_higara) 2015年9月17日
【ヤンデレ】 ・暴走する愛情 ・愛してあげる、護ってあげるが基本 ・世界は私の好きな●●君を中心に回っているのよ!
これが私が一番納得した答え
ホントは続きがあるけど文字数
メンヘラ人の20の特徴
ここからメンヘラと言われる人の特徴や傾向を紹介します。
当てはまる内容が多いほど、メンへラの傾向が高いと考えられます。
1、過去のトラウマを話したがる
仕事で忙しくて毎日体調が悪い、彼氏に酷いふられ方をした、親がひどいことをしてくるなど、自分の不幸話やトラウマについて話すことが好きなのもメンヘラの特徴。
こういった話をするのは、なかなか勇気が必要です。信頼関係が築けた上で相手に「知っておいて欲しい」という気持ちから過去のトラウマなどを告白するのが当然ですが、メンヘラの方は、信頼関係など関係なく、出会って間もない相手にでも過去のトラウマを告白することがよくあります。
自分語りが好きなメンヘラの人。一番の理由は同情されたい、優しくされたいという感情から。メンヘラと呼ばれる人のほとんどは、自分を理解してほしいという思いが強いのです。
とは言っても、なかなか人の不幸に共感することはむずかしいもの。 周りになかなか理解されていなくて寂しい思いをしていることが多いのでしょう。そのため同情され、自分を理解してもらえるというのが物凄く嬉しいのです。
同情されるような話をすると、ほとんどの人が優しくしてくれるため、過去のトラウマを話したがるのです。「精神的に弱い自分」と「守ってくれる相手」という関係を無意識的に探しているのです。
2、いつも何かに悩んでいる
メンヘラと言われるような人に良く見られる風景として、いつも何かに悩んでいる姿というものが挙げられます。彼女たちは、何か悩みを抱えているのは明白なのですが、それを人に気づかれるくらいはっきりと表そうとします。その必要以上に態度に表すという部分が、メンヘラの人特有の特徴だと言えるでしょう。
そのように、人にわかりやすい形で自己が悩んでいる姿を見せる行為の心理背景には、心配をされて、人にかまってもらいたいという欲求、自己を認知してもらいたいといった自己承認欲求の強い表れだと考えられています。
そして、そういった自己承認欲求の深層には果てしなく深い、孤独な心が隠れていると言えるでしょう。
3、「今吐いちゃったという」
彼女たちの行動パターンの一つとして、よく不健康自慢をすることがあります。
例えば、「今日吐いちゃった」などとあまり公にいうようなことではないフレーズを平気な口調で放ちます。
こうした自分の不幸話を得意げにする背景には、やはり人から強く心配されて、自分をかまってほしいと思う自己承認欲求があるのでしょう。また、こうした自分の身体における不幸をどこかしら美味しいこととして扱う傾向も彼女達の特徴と言えます。
さらには、わざわざ嘘までついてこの様なアピールすることも多々あるようです。
4、自慢話が多い
メンヘラ女子のように、自己承認欲求が人一倍強い人は、自分が人から注目されるために不幸話などの自虐的なものだけに頼るわけではありません。彼女達は自分の良い所もしっかりと人に理解され、深くその事を愛してもらいたいと望みます。
そのため、自分が周りから評価されうると感じれる特徴は、余すことなく人に自慢します。その態度には、普段マイナス思考にとらわれた、どこか暗ささえ感じさせる彼女達の姿は一切なく、とても明るくはきはきとした印象を受けます。
この様に、差が激しい不自然で可笑しな態度をとることで、周囲から敬遠されてしまう事がしばしばあるのも彼女達の特徴と言えるでしょう。
5、自分の意見を言わない
メンヘラの人は、常に人に合わせて同調することが多く、全くといっていいほど自分の意見をいわない場合が多いです。
本人は単純に「私はわがままを言わなくて協調性がある」という感覚でいる場合がありますが、自分の意見を言わず全て相手を頼って、任せているので、決して協調性があるわけではなくただの無責任といえるでしょう。
この行動の裏側には、実は、頼っているというよりは、何も言わなくても、自分の意見を読み取ってほしいという強い思いも隠れています。
例えば、LINEのスタンプだけ送ってきて、よいも悪いも言わない場合は要注意です。
そのスタンプには自分の考えを汲み取ってほしいというメンヘラさんの意志が含まれていることに注意してください。
6、不平、不満をぶつけるだけ
「メールの返信が遅い」「態度にイライラする」「もっと会いたい」など相手に対し不満に思うことを一方的につたえるだけで、どうしたいかを伝えないのが、メンヘラの特徴です。
全ての物事を自身の都合の良い様に変換し、解釈するのですが、ポジティブでないので自分の気持ちのみ相手に押し付けてしまうのです。その行動は「悲劇のヒロイン症候群」とも言われています。
その対応は非常に難しく、メールの返信を早くしたり、できるだけ優しく接しても満足することはありません。彼女達が不平・不満を言うその根底には、相手を信頼していない、できていないということがあります。「信頼」がないので何を言っても解決はできないのです。信頼できない要因として、もしかするとあなたには全く関係のない過去のトラウマが原因の場合もあるので、非常に寄り添うことは難しいと言えるでしょう。
7、気持ちの浮き沈みが激しい
今までニコニコしていたのに突然不機嫌になったり、泣き出したりと、感情の起伏が激しいのもメンヘラの特徴です。
周りからするとなぜ機嫌が悪くなったのかがわからず、気づいたら機嫌が直っていたり、急にテンションが高くなったりとまるで理解できません。
自分自身の感情をコントロールできず、浮き沈みが激しくなることで、ひどい場合には周りや自分を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
8、自分の否を認めない
たとえ自分では悪いことだと理解していても、どうしても自分の「否」を受け入れられないことがあるのもメンヘラの特徴です。自分のことを理解して欲しい、受け入れて欲しいという気持ちがあまりに強く、否定されたことを素直に受け入れることができないのです。
自分の意見を言わなかったり、不満を言う、他人任せにする、そうすることで、自分は決して悪くないと思いこみ、自分の否を認めなくなります。
さらには、自分を追い詰めている状況を作った周りが悪い、という考えかたをすることで、事故防衛を図ります。
9、異常なほど愛情を求める
自分がこの人だと、信頼したい人を決め、その相手にも非常に強く愛情を求めます。相手からの愛情を得るためには手段は問いません。
誰かに愛情を向けてもらいたい、そんな自分が愛おしいと感じるようです。
気を惹くために「かまってちゃん」行為を執拗に繰り返すようになります。
また、関係を続けるうちに、だんだんと自分の存在を忘れられたくないという思いが強まり、「いつ、どこで、だれと、なにをしているのか」干渉するようになります。それがエスカレートし、相手を束縛するようになります。
愛されているという認識を非常に強く求めます。
ひどい場合には「愛してくれないなら死んでやる」などとヒステリックな態度を取るようになるでしょう。
10、SNSでのマイナス発言が目立つ
TwitterやFacebookなどSNSで、かまって欲しいがために意味深な発言やポエム風の投稿をすることがあります。普通の方は、自分の弱い部分をSNSなどに投稿し、他人にさらけ出すことには抵抗があるでしょう。
しかし、メンヘラの人は、「私は繊細だから助けてほしい」というアピールをします。このように心の弱さを露呈させることで、喜びを得たり、誰かと繋がっているという感覚を求めます。
普段は明るくいい子であっても、
メンヘラ傾向のある人は、SNS上に「辛い。だれも気持ちをわかってくれない」といった、心が疲れてしまっている状況を投稿をして、誰かからのレスポンスを待っているのです。
SNSは公開範囲を限定しておかないと多くの人がみることができるオープンスペースなので、心の弱さをアピールする投稿には十分に配慮する必要があります。
11、返信が遅れると逆上する
メンヘラの人が嫌うこととして、自分がだれからも相手にされないと感じることです。
最近では、携帯やSNSでいつでもどこでもだれかとつながることが可能です。
そんなコミュニケーションツールの中で厄介なものの一つとしてLINEがあります。
LINEは送った相手が、見たか見てないかを表示する「既読」という機能があります。
既読がついているのにもかかわらず、返信がないということで、「裏切られた」と思い、逆上することもあります。なぜ返信が遅いのか。と問い詰めたりもするでしょう。
また、返信がくるまで、電話や大量のメッセージを送り続けたりします。相手の都合などは考えず、見ているのに返信がないことに対して、まるでストーカーのように詳細に状況を聞いてきたりもします。
12、自傷行為及び「死にたい」と言う
メンヘラの人は、別名「かまってちゃん」とも言われることから、放置されたり、無視されることを嫌います。だれからも気にとめてもらえていないと感じたら、相手の注意を引く為にリストカットや根性焼きなどの自傷行為、また「死にたい」などの言葉を頻繁に口にするようになります。
しかし、これらの自傷行為は本当に死にたいから行う行動ではなく、実はその逆で、生きたいから、生きている感覚が欲しいからという理由の方が多いようです。心理学的にも、精神医学的にも、特にメンヘラ系の自傷行為は、死に直結しないといわれいます。
メンヘラの人は確かに心を病んでいる為に、うつ気質であるのですが、精神状態が複雑化することで自傷行為をしてしまうのです。
13、髪(特に前髪)を自分で切る
自分で前髪を切ったり、同じ長さにそろえるいわゆるパッツンにする女性にメンヘラ傾向が強いといわれています。
新しい自分になりたい、今の自分とは違うようになりたいなどの願望からこのような行動をとるようです。
また黒髪の女性、ゴスロリファッションの女性も高確率でメンヘラであることが多いといわれています。これもまた非日常的なコスチュームを纏うことで本来と異なる自分になりたいという欲求からくるようです。
14、携帯電話にキズが多い
メンヘラの人はだれかと繋がっていたいという願望から、携帯を非常によく使います。特にSNSをみている時間が長いのもメンヘラの特徴です。
そして連絡が取れない、連絡が帰ってこないなど、イライラが募ると、その感情を携帯にぶつけます。
投げたり叩いたりするので、携帯は自然と傷だらけになってしまいます。
15、性行為が好き
これは単純に性欲が強いということではなく、性的欲求よりも相手に愛されていると言う実感が欲しい、好きなため、愛されている実感ができるといった理由から、性行為を好む傾向があります。
寂しさや孤独感を消すため、安心感を求めるため、優しくしてくれる男性などにすぐ行為を許してしまう傾向があるともいわれています。
16、すぐに泣く
かまってほしい。寂しいという思いから、すぐに涙をみせることがあります。
泣くと心配してくれると思っているのです。
「精神的に弱い自分」をアピールするために涙をつかうことがあります。
17、大量の飲み薬
彼女達の精神的な悩みは非常に大きなものであり、それを解消したいという欲求も強く持っています。そしてまた、その悩みを人に理解してもらいたいと強く望んでいるのです。こうした二つの欲求から、自分がいる現状の不幸な立場を人に精一杯ひけらかし、周りにいる人に自分を受け入れてもらうことによって、自分の病んだ心を治そうとしているのかもしれません。
そして、その欲求が爆発し、感情のコントロールを失うと、彼女たちが周りに見せる不幸的自虐ネタもどんどん激しいものになっていきます。例えば、普通の人には考えることのできない程の量の薬の処方箋を見せびらかしたり、実際に飲んでいる大量の薬を机の上に並べてみたり...
18、ゴスロリなど目立ったファッション
もちろんゴスロリ=メンヘラということではないですが、いわゆる一般的な他のファッションをしている人よりもメンヘラ率はかなり高いといわれています。
ゴスロリファッションは、他のファションと比較してもかなり目立つ服装なので、誰かに愛されたいと感じているメンヘラの人は、注目を浴びることで、心を満たそうとすることからゴスロリファッションに傾倒する可能性が高いと言われています。また、人と違う独自路線を目指す傾向も強いので、このような格好をするということも考えられます。
19、ドタキャンが多い
気持ちの変化が激しいため、数日前は気分がのっていたため返事をしたが、急に気分が乗らなくなってドタキャンをすることがあります。
自分の気持ちが乗らないので仕方ないと、なんの悪気もなく断るのも特徴です。
20、好きな人を常に把握しておきたい
メンヘラの人は好きな人を常に把握しておきたいようです。
例えば好きな人のtwitterやfacebookを常にチェックします。好きな人が「いま」「どこで」「何を」しているのか?ということを知っておきたいようです。
Twitterからみる<メンヘラあるある>
【メンヘラあるある】 異性への変身願望があり男装女装に興味がある— メンヘラ (@menhera_aruaru) 2015年9月16日
ネットから生まれたネットスラングのメンヘラ。
Twitter上に挙げられたメンヘラあるあるをみても、寂しがりやであったり、自分を傷つけることでだれかと繋がっていることを認識したりと少し複雑な性格なことがわかります。
泣き顔アップして不幸アピールするメンヘラみたいになってしまった— かっち*(福岡P28b) (@katthi22) 2015年9月16日
ピアス大好き。ピアス開ける時の痛みを感じる度に「生きてる」って実感するの#メンヘラの口癖— メンヘラ (@defyggf9876) 2015年9月18日
私、ずっと待ってる、だってあなたには私しかいないもん#メンヘラの口癖— メンヘラ (@defyggf9876) 2015年9月16日
メンヘラは増えている。
以前よりも、メンヘラという言葉を聞く機会が増えているような気がします。
昔と比べて複雑化した現代社会。圧倒的な情報量、変化するスピード。人の持つ処理能力は昔も今もあまり変わらないと思います。心に余裕がなくなり、メンヘラを作りやすい社会となっていると言えるのかもしれません。
スマートフォンの普及で、誰かと簡単につながることができるようになりました。しかし、それが逆に誰かと繋がっていないと不安になったり、孤独感を感じやすくなってしまう人を作り出してしまいました。
返信がないからからと無視されたと感じ、心が不安定な状態を作り出してしまいます。
また、繋がりやすくなったことがアダとなり、新たにいじめなどの問題も起こっています。
いじめを受けてしまった子は、心を閉ざしてしまい誰も信用できなくなるため、メンヘラになってしまうこともあります。
核家族が進む現代では、子どもが一人家でご飯を食べたりと、一人の時間を過ごすことが多くなっています。また近所付き合いも昔に比べると少ないため、誰かに愛されているという愛情を感じることが少なくなってしまったため、メンヘラへとなってしまうことも考えられています。
なぜ、メンヘラは女性に多い。
一般的にメンヘラという言葉は女性に使われることが多いです。
主に、2つの理由から女性に多いと言われています。
1つ目の理由は、ホルモンバランスが女性のほうが不安定だからと言われています。女性は、28日周期でホルモンが変動するため体調の変化が男性に比べると起きやすく、脳内でも同じことが繰り広げられ、周期ごとに、悩みやすくなったり、不安定になったりと波が起きてしまうのです。それが、精神の安定を妨げてしまい、メンヘラと呼ばれるような行動をとってしまうのです。
2つ目の理由は、脳の構造の違いが大きいと言われています。右脳と左脳が男性より綿密に連携するのが女性の脳の特徴と言われています。このことからも、男性よりも自分や相手の感情の変化などに非常に女性の方が敏感なのです。女性の脳は、メンヘラになりやすい傾向を持っていると考えられます。
一方、男性の場合は脳の構造は比較的、お気楽。不安、苦悩をできるだけ忘れやすいように出来ています。このことから女性の方がメンヘラが多く、メンヘラになりやすいといえるでしょう。
メンヘラは病気なの?
メンヘラとは、2ちゃんねるの「メンタルヘルス板」にいるような人。「心の病を抱えている人」いう意味から作られた言葉ということからもわかるように、メンヘラは精神疾患を患っている人とも考えられます。
ネットでは気軽に多くの人が使用しているこの言葉ですが、単に人の性格や傾向を示す言葉ではないとも言えます。うつ病やパーソナリティー障害、統合失調症、神経症、人格障害などの病気とメンヘラは密接に結びついているともいわれています。
メンヘラ傾向が顕著に見られる場合、実は病気だった、ということもありますので、一度病院で診てもらったほうがいいでしょう。
うつ病って?
眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。出典: www.mhlw.go.jp
実際は、メンヘラの症状はうつ病に似ているけどうつ病ではないといわれています。しかし、日本人の100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果からもメンヘラではなくうつ病だったという可能性も考えられます。
パーソナリティー障害って?
パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です。認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから障害(問題)が生じるものです。注意したいのは、「性格が悪いこと」を意味するものではないということです。 パーソナリティ障害には、他の精神疾患を引き起こす性質があります。パーソナリティ障害と合併したほかの精神疾患が前面に出ることが多いので、パーソナリティ障害は背後から悪影響を及ぼす黒幕のような病気だということができます。出典: www.mhlw.go.jp
パーソナリティ障害の中でも、境界性パーソナリティ障害はメンヘラとの関連があるといわれています。気分の波が激しく感情が極めて不安定で、良い・悪いなどを両極端に判定したり、強いイライラ感が抑えきれなくなったりする症状をもつ人が主にこれに分類されます。
統合失調症
統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。出典: www.mhlw.go.jp
妄想や幻聴などの症状が現れてしまう病気といわれており、誰かに見張られていたり、皆が悪口を言っているように感じるようになり、妄想と幻覚、幻聴に悩まされることがありますそう思う理由もないまま思い込みだけで考えてしまいます。現在、およそ100人に1人が統合失調症に罹患されているといわれているそうです。
メンヘラを病気と考えた場合、4つのタイプに分ける事が出来るといわれています。
1つ目は、「妄想タイプ」。
とにかく自分の殻にこもってしまい自分の意見を言わないが、しっかりと自分の考えを持ち、妄想してしまうタイプのことをいいます。多少、他者との交流がありますが、交流をすることで、妄想がおさまるということはありません。
2つ目は、「孤独タイプ」。
他者との交流がなく、孤独を感じているタイプといえます。以前は他者との交流もあったが、なにかをきっかけに孤独を感じ、交流を辞めてしまったという場合も多く、被害妄想が強いのも特徴です。
3つ目は、「否定タイプ」。
自分の否を認めることが難しく、他人をも否定する傾向があります。信じれるものがなく、自虐行為などを起こしてしまうこととがあります。
4つ目は、「ヒステリータイプ」。
自分は不幸だと思い込みが激しくなってしまい、なにをしても満たされない状況に陥ってしまい、ヒステリックな行動や言動がみられるタイプです。
共依存
こちらは精神疾患ではありませんが、少し注意をしなければなりません。そもそも共依存とは特定の相手に対し過剰に依存してしまうことを指します。メンヘラの恋人に対し「自分が何とかしてあげなきゃ!」などと思い込み、両者が互いの関係性に深く依存してしまうのは決して良いことではりません。
メンヘラと上手に付き合う方法は?
メンヘラはひとつの性格なので、治すというのはなかなか難しいといわれています。
明日から性格を治せ、変えろといわれてもなかなか治せないのと同様です。
しかし家族や恋人、友人など周りの協力で症状を軽くするのはそんなに難しいことではありません。周りにメンヘラの人がいて悩んでいる場合は、是非心の負担を 取り除くべく、治療に協力してあげてください。
聞き上手になる
メンヘラの人と上手く付き合うために、まず大事なのは、聞き上手になることがポイントです。メンヘラの人の話をじっくり聞いてあげることで、構って欲しいという欲求がある程度達成されるので、今まで感じていた孤独感から解放され安心感を得られるようになります。すると、次第に不平不満を言わなくなり、信頼できると感じると束縛もだんだんとなくなっているでしょう。しかし、これにはかなり根気が必要です。メンヘラの人の全てを受け止めれあげられるくらいの心の広さと精神力が必要になってきます。可能な限り、話すことをじっくりと聞いてあげましょう。
動じない
メンヘラの人はキレ易く怒ってしまうとものを投げたりと危険な行動を起こすことがあります。その時に、動じず対応してあげるようにしましょう。相手がイライラしていることがわかれば、一緒になってイライラせずに、危ないものをなげないように、隠したり避けるなど、どんな時でも冷静になることがポイントです。 また、「死にたい」「リストカット」したなどの言葉を言って気をひこうとすることもあります。そんな時も、「死なないで」と一緒になってヒステリックにならずに、親のような暖かい心で、メンヘラの人の心を癒す工夫をすることを心がけてください。
できるだけ一緒にいてあげる
かまってほしいけどかまってくれない。そこからだんだんと派生する自虐行為やイライラを他人にぶつけたり、束縛したりなどの行動がみられるようになりますが、ひとまずできる限り一緒にいてあげる時間を作ってあげてください。
一緒にいてあげることで、不安や寂しさを和らげることができ、気持ちが満たされていくのです。
特に付き合っている彼女がメンヘラの場合は、だまって抱きしめてもらえる時間、否定されずに話を聞いてもらえる時間、自分を愛してくれる人がそばにいることを実感できる時間と言ったものを必要としています。できる限り時間を共有するようにしてあげてください。
メンヘラを治す方法は?
自分はメンヘラかもしれない。そう自覚すると、少しのことでイライラしたり、不安になったり、無意味に周りを傷つけてしまったりする自分が嫌でさらに追い込んでしまう場合もあります。できるならメンヘラを治したいと思っている人へ適切な方法を紹介します。
規則正しい生活を送る
まずは、運動、食事、睡眠をちゃんととることが非常に重要です。規則正しい生活を送ることは、精神の安定にもつながります。規則正しい生活が送れていないと、ストレスもたまりやすくなり、マイナス思考へとなってしまうことがあります。
生活リズムが安定していないと、やはり孤独感、不安感が高まり、幸福感や満足感を得られにくくなるので、まずは、3食しっかり食べ、適度な運動をすることで汗をかき、7時間程度のしっかりとした睡眠をとるように心がけましょう。
自分自身に向き合う
心の弱さをわかってほしいと思っているにもかかわらず、自分の本当の心をごまかしている場合があります。まずは、自分の心に素直になり、自分自身としっかり向き合う時間を作りましょう。
余計なプライドや見栄を捨ててしまい、できる限り自然で素直な気持ちでいることを心がけましょう。そして自分の心が本当は何を求めているのかを探りましょう。自分の素直な感情、気持ちをノートなどに書くと、今まで感じていた自分の心の声を理解することができるでしょう。自分を大切にすること念頭においておいてください。
信頼できる人に本音で話してみる
もっとも信頼している人に、自分の悩みや考えていることを素直に話してみましょう。自分を一番わかっているのは自分だと思うかもしれませんが、実は自分のことを一番わかっていないのも自分だったりします。
意外と話をじっくりと聞いてくれて良いアドバイスをもらえるかもしれません。壁を作り一人で治そうとするよりも、誰かと協力して治療に励むことで良い方向へすすむことも多いです。自分ではすごく悩んでいることでも、角度を変え客観的な視点で指摘し、悩みを軽減してくれる気づきを与えてくれることもあります。
また、支えてくれる人がいることで、しだいに安心して過ごせるようになってきます。ただし、信頼できる人に頼りきるのではなく、本人が自分の性格としっかりと向き合うことが重要です。
笑える映画や漫画をみる
メンヘラに足りないものとは、幸福感です。だれでもそうですが、笑っているときは満たされ、幸せな気持ちになります。映画でも漫画でもなんでもいいので、自分が心から「笑えるもの」を探して思いっきり笑ってみてください。笑っているとだんだんと今まで、悩んでいたことが小さく思えて、すっきりとするかもしれません。笑いの多い日々を過ごしましょう。
太陽を浴びる(一般的には一日20分程度)
カーテンを閉めきって、日中暗い部屋の中で過ごしたり、太陽光を浴びないような夜型の生活をしている人にはメンヘラが多いといわれています。
このような生活を続けると、体内時計に乱れがおこり、慢性化すると、セロトニンの働きが鈍くなります。それが原因となりひどい場合は、うつ病などの精神疾患にもつながるといわれています。
太陽の光は、神経伝達物質のセロトニンを分泌させるといわれており、感情をコントロールし精神を安定させるためにも、毎日太陽を浴びることは重要といわれています。
1日20分程度でいいのでしっかりと太陽を浴びましょう。
健康サプリで気分を落ち着かせる
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【リラックスの素って?】
その名の通り、リラックスしたい時にオススメ。緑茶に含まれているアミノ酸の一種テアニンが配合されているサプリメントです。
サポート成分として大豆レシチン、ビタミンEもプラスしており、心身をリラックスへと導き、気分転換をサポートします。
忙しい毎日の息抜きとして役立つほか、すばやくはたらくので、プレッシャーを感じたときやリラックスしたいときにも効果的です。
NETに依存しすぎない
ネットのメンタルヘルス板をみている人、ということが由来でできたメンヘラという言葉からもわかるように、長時間ネットをしている人が多いのが特徴です。ネットに依存しすぎると時間を忘れ、必然的に人との会話、リアルなコミュニケーションが少なくなってしまいます。
ネットの世界は、非現実的なことが多いので、人とのつながりをネットで感じるのではなく、そばにいる友人や恋人、家族とのコミュニケーションをできるだけとるようにしましょう。PCに向かう時間をできるだけ減らし、空いた時間を違う過ごし方に当てることで良い方向へ向かうでしょう。
気分転換をしてみよう
普段しないようなことをしてみることをおすすめします。例えば、散歩。ゆっくりと時間をかけて散歩してみてください。今までは気づかなかった景色に色々な発見をすることができるでしょう。ゆっくり歩くことで自分と向き合う時間を作ることができます。近場に旅行に出かけてみるのもいいでしょう。日々の生活に疲れていたあなたを、素敵な景色、新しい発見があなたに安らぎと心のゆとりを与えてくれるでしょう。
病院へいってみる
症状が悪化し、自分自身を傷つけてしまう、自分だけでなく周りの人にも外傷を与えてしまう場合は、精神病を疑ってもいいかもしれません。精神科の先生を頼りましょう。
心の病気のプロなので、症状を話せば、薬を処方してくれます。薬があえば、精神的に本当に楽になります。一人で考えても、なかなか治り難いのが心の問題でもあります。
「周りに知ってもらう」「受け入れてもらう」ということは、治療への第一歩です。勇気を持って相談してみましょう。
1点注意してほしいことは、医師によっては薬を過剰に与えたり、相談をあまり親身に聴いてくれない方もいます。信頼できる医師をみつけるまでは、色々な医師に診てもらうのが良いでしょう。
メンヘラ<まとめ>
メンヘラってなに?と思っていた人も多いはずです。
ネットスラングの「メンヘラ」は心の病を抱えている人をさす言葉といわれていることがわかりました。
メンヘラという言葉は否定的なニュアンスで使われる事が多いので、あまり好意的な印象を持つことはないでしょう。実際、嫌われることも多かったりします。
人格は人の数だけあり、それぞれ個性(オリジナリティ)を持って存在します。
例えばメンヘラとはそのなかの差異のひとつであり、見方を変えれば個性のひとつ、「ユニーク」と捉えることもできるのではないでしょうか?
現代社会において、メンヘラは心の弱さという意味において注目されていますが、
誰しも心の中に弱い部分、弱さ、を抱えているものです。
多くの人は、その弱さとうまく付き合って生きていけるでしょう。
でもそんな中に、 周囲に信頼できる人がいなかったり、過去の体験からのトラウマが原因だったり、弱い部分を誰かに理解して欲しいと精神が不安定になってしまう人もいます。
不安や不満を相手に押し付けてしまう、気持ちの浮き沈みが激しい、異常なほどの愛情を求めてしまう。
メンヘラが周りにいて悩んでいる人、メンヘラといわれて悩んでいる人。
メンヘラの人の特徴を知り、理解した上で、少しずつ安定した「自分」を取り戻せるようにしていきしょう。
心の中が孤独感や不安感でいっぱいでは、楽しく生きることができません。心の病を抱えてしまった理由をしっかりと理解し、協力して良い方向へ進めましょう。
心の病でも病気は病気です適切な処置と治療をすれば、時間は掛りますが、きっと改善に向かうでしょう。
ネットスラングの「メンヘラ」は心の病を抱えている人をさす言葉といわれていることがわかりました。
メンヘラという言葉は否定的なニュアンスで使われる事が多いので、あまり好意的な印象を持つことはないでしょう。実際、嫌われることも多かったりします。
人格は人の数だけあり、それぞれ個性(オリジナリティ)を持って存在します。
例えばメンヘラとはそのなかの差異のひとつであり、見方を変えれば個性のひとつ、「ユニーク」と捉えることもできるのではないでしょうか?
現代社会において、メンヘラは心の弱さという意味において注目されていますが、
誰しも心の中に弱い部分、弱さ、を抱えているものです。
多くの人は、その弱さとうまく付き合って生きていけるでしょう。
でもそんな中に、 周囲に信頼できる人がいなかったり、過去の体験からのトラウマが原因だったり、弱い部分を誰かに理解して欲しいと精神が不安定になってしまう人もいます。
不安や不満を相手に押し付けてしまう、気持ちの浮き沈みが激しい、異常なほどの愛情を求めてしまう。
メンヘラが周りにいて悩んでいる人、メンヘラといわれて悩んでいる人。
メンヘラの人の特徴を知り、理解した上で、少しずつ安定した「自分」を取り戻せるようにしていきしょう。
心の中が孤独感や不安感でいっぱいでは、楽しく生きることができません。心の病を抱えてしまった理由をしっかりと理解し、協力して良い方向へ進めましょう。
心の病でも病気は病気です適切な処置と治療をすれば、時間は掛りますが、きっと改善に向かうでしょう。