戦後の核実験映像、数十本を公開
米ローレンス・リバモア国立研究所が、米国が第二次大戦後約20年間の間に実施した210回もの核実験の記録映像を公開しました。これら映像は機密扱いだったものの、約1万本あるフィルムのなかから機密解除されたおよそ60本が誰でも見られます。[YouTube(Lawrence Livermore National Laboratory)]
記録映像には保存状態が悪いものも多く、傷みや腐食で使えなくなる寸前のものも多かったとか。研究所は核兵器によって引き起こされる惨状を理解し、これを二度と使わずに済むよう映像を公開したとしています。またこれまでに分析が済んだ500本ほどの映像は今後の研究に役立てたいとしています。