ニコンからも APS-C センサ搭載コンデジ COOLPIX A
ニコンが高級コンパクト COOLPIX A を発表しました。COOLPIX ブランドを冠するとおりのコンパクトデジカメでありながら、DXフォーマット(APS-Cサイズ)・1616万画素のイメージセンサに 35mm 換算で 28mm 相当・F2.8 の単焦点 NIKKOR レンズを備えた、なかなか気合いの入った一台です。画素数、動画撮影機能などで争っていた時代も今や昔、コンデジでもイメージセンサの大きさが戦闘力とな りつつある昨今のトレンドへの、ニコンからの回答と言えます。
大きさは 111.0 x 64.3 x 40.3mm、重さも 299g ほど。それでいてフォーカスリングの搭載など、インタフェース面でニコン一眼党のサブ機としてのニーズも捉えており
液晶モニタは3型・92万ドット、タッチ式ではありません。ファインダーはなく、ホットシューに付けられる光学ファインダーが別売。ポップアップフラッ シュを内蔵しますが、同じホットシューにスピードライトを付けることもできます。そのほかオプションは GPS ユニット、ワイヤレスモバイルアダプター、金属レンズフードなど。
発売は3月下旬で、カラーはブラックかシルバー。12万円ほどというお値段は誰もが手を伸ばせるものではありませんが、コンデジに20万円強か と悩んでいた方にはちょうどいい選択肢でしょうか。トータルで考えるとコンデジには 1インチセンサで最適! と強がるニコン 1 の将来が心配です。