はじめに
「男性はどうして早く話を切ろうとするんだろう?私のこと、興味ないのかな?」いいえ。男性は気の使い方が女性と違うだけ。
ここでは「女性には理解しがたい男性の行動原理を理解して、モテる方法」をお教えします。
よくある男性の行動や言動
あまり話を聞いてくれない
男性と話していると、適当に相槌を打たれたり、話をいきなり変えられたりすることがよくあります。付き合う前はちゃんと聞いてくれていたのに、付き合いが長くなるとその傾向が強くなります。
付き合った途端態度が変わる
付き合う前は、いろんな所にデートに連れて行ってくれたり、細々と気を使ってくれていたのに、付き合った途端パッタリ。まさに「釣った魚に餌はやらない」状態で、面食らう女性は多くいます。
前の彼に戻ってほしい!と今度はこちらからマメに連絡を取ろうとすると、迷惑がられて女性はお手上げです。
自慢話が多い
「この店美味しいらしいよ」というと、「俺もっと美味しい店知ってるし」と返されたり、「この映画面白そう。ねえ、見に行かない?」というと、「ああ…これこの間見たけど全然ダメ。特に脚本と演出が雑で…今だったら絶対こっち」というように、とにかく相手の提案を1度下げてから、自分のアイデアがいかに素晴らしいかを語り始めます。
その時、男性は本当はどう思っているのか?
男性は話の中に「問題」を探している
話を聞いていないように見えるのは、解決すべき問題ではないからです。
女性の会話の目的は、相手の共感を得る、あるいは考えを整理することです。しかし、男性が会話をするのは、問題を解決するためと、その為の有益な情報交換をするためです。
男性は、女性が話をする時、「彼女は俺にその問題を解決してほしいと思っているんだな」と勘違いします。しかし、話を聞いていても、実際にこれといった重大な問題が起きているようには思えないので、訳が分からず、生返事になってしまうというわけです。
また、男性は問題があるなら、即座に解決しなければいけないと考えます。それで話を遮って、的はずれなアドバイスをしてしまうのです。
優しい態度は作っていた
付き合うと冷たくなるのではなく、元々そっちが男性の素の状態です。
男性にとって、マメに気を使うというのは、相当なストレスです。好きな女性を手に入れるという目的が達成されるまで、男性はそのストレスに耐え続けているのです。
男性は、目的が達成されると、一気にそのストレスから開放されて、気が抜けてしまいます。例えれば、「フルマラソンをやっとの思いで走り終えたランナー」のようなもの。男性はもうヘトヘトに疲れている状態なのです。
そこで女性から「何で最近連絡してくれないの!?」と詰られることは、ゴール直後に「早く100キロマラソンスタートして」と言われたに等しいのです。
自慢話に聞こえるのは、情報を交換したいだけ
男性社会は、厳しい競争社会です。自分の仕事の成果をしっかりアピールできなければ、生き残れません。ですので、普通の友達や恋人同士の会話の中でも、「自分はこれだけ有益な情報を持っている」という話し方の癖が出てしまいます。
これは、その時点で最も良いと考えられる情報を教えることで、「迅速に、より良い成果を上げたい」という思いがあるためです。
決して相手をただ否定したいのではなく、自分の情報の有用性を指し示しているだけで、深い意味はないのです。
男心を理解する上で大切なこと
男性は、自分を信頼してほしいと思っている
女性は男性の役に立ちたいという思いから、ついいろいろ世話を焼いたり、余計なアドバイスをしたりしてしまいます。ですが、実はこれ、NG行動なのです。
男性は自分の行動をとやかく指図されたり、甲斐甲斐しく世話を焼かれると、「あなたは自分の身の回りのことすら満足にできない役立たずね」と、馬鹿にされているように感じて、その相手に対して反感を持つようになります。
よく女性が、「私がいないと本当にダメなんだから」といいますよね。女性の方は、彼を支えられることを嬉しいという意味で使いますが、男性は自分の能力を疑われていると感じて、鬱陶しいと思ってしまうのです。
寛大な心で接する
男性は、自分の能力や成果を評価してほしいと思っています。ですので、ちょっとのミスや至らないところは、目をつぶる努力をしてみてください。
連絡がなくて寂しい時も、あえて放っておいてあげてください。しばらくすれば、また体力が回復して、次のフルマラソンに挑戦しようとしてくるはずです。
おわりに
男性に話を聞いてもらったら、たとえあまりいい感触でなくても、「あなたに話を聞いてもらったら、すごく気持ちが楽になったわ。ありがとう」といいましょう。
男性は自分を信頼してくれている相手には尽くします。次はもっと彼女の役に立ちたいと思ってくれるはずです。
(image by PresenPic)