Bluetooth対応 LED電球 Lumen 発売。スマホから調光・調色、着信通知やタイマーに対応
スマートフォンやタブレット用アクセサリーメーカーのTabu が、Bluetooth 対応 LED電球 Lumen を発売しました。
専用のスマートフォンアプリでは Lumen の色を1600万色から選択できるほか、明るさの調節や目覚ましタイマーなど、様々な機能を設定可能です。操作の様子は続きの動画をどうぞ。
Lumen の点灯モードは、常時点灯のほかカラフルに点滅する「パーティーモード」、ロマンチックな夕焼けを演出する「ロマンスモード」、月明かりを再現する落ち着いた雰囲気の「ムーンライトモード」から選択可能。
またスマートフォンに着信があった時にLumen が点滅して教えてくれる機能や、端末で再生中の音楽に合わせてLumen を点滅させる機能、端末がLumen の周囲から離れると消灯し、近づくと点灯する機能も搭載します。
指定した時刻になると点灯し徐々に明るさを増す目覚まし機能は、最大輝度になるまでの早さや、1週間のスケジュールも設定可能です。
同時にコントロールできるLumen の数は最大10個。数個ずつのグループを作成して、グループ毎に輝度や色を設定することもできます。
Lumen の主な仕様は、E27 口金、最大輝度400ルーメン、100V-240V 対応。40W の白熱電球と互換性があります。寿命は3万時間。操作可能な距離は最大9m。
対応するデバイスは、iOS 5 以降とBluetooth 4.0 を搭載するiPhone/iPad/iPod touch。今のところアプリはiOS 版のみですが、Android 版も2013年中に提供予定です。
価格はTabu オンラインストアで1個69.99ドル。専用アプリはiTunes ストアにて無料で配信中です。
なおアプリ経由で無線操作できる電球といえば、Philips のHue があります。Hue はWiFi 経由で電球を操作するため、専用のブリッジユニットをルータに接続する必要があります。Lumen はアプリをインストールした端末とBluetooth で直接接続するため、セットアップの簡単さでは勝ります。
しかしLumen を操作できる端末が1台のみなのに対し、Hue はアプリをインストールした複数の端末で操作できるほか、外出先から操作することも可能です。
またHue は操作に関わるAPI を公開しているためサードパーティ製アプリが存在し、今後の発展にも期待が持てます。
加えてHue はウェブサービスのIFTTT にも対応しています。IFTT とはIF This Then That (こうしたときはああする)の略で、異なるウェブサービス同士を連携させるウェブサービス。
たとえば下記のように設定すると、「Instagram に写真を保存したときはDropbox に保存する」ことを自動でおこないます。
このサービス利用すると、たとえばスポーツサイトとHue アプリを連携させて、サッカーでゴールが決まった時にHue が点滅して知らせてくれる、といったことも可能です。そのほかHue の機能については動画をどうぞ。