金曜日, 1月 09, 2015

BRAVIA X900C|sony


iPhone 6より薄い4KテレビBRAVIA X900Cインプレ。薄さの理由は放熱対策




ソニーがAndroid TVの4Kテレビ BRAVIA XBR X900シリーズを発表しました。4Kプロセッサ X1をはじめとするソニー独自の高画質技術に加え、iPhone 6よりさらに2mmも薄い4.9mmの筐体が特徴です。

ただし4.9mmと薄いのは筐体の上半分のみ。本体部分が収められた下部は厚みがあります。このようなデザインの理由をソニーに尋ねたところ、半分薄くして世界最薄を名乗るためだけではない設計上の理由を明かしてくれました。


Android TV搭載 ブラビア X900Cシリーズの主な仕様は下記の通り
  • 最薄部4.9mmのFloating Style
  • 解像度 3840 x 2160 4K
  • Android TVプラットフォーム(Google Cast、Google Play、音声操作対応)
  • One-Flickコントローラー
  • TRILUMINOS液晶
  • サイズは55インチ、65インチ、75インチ
世界最薄4.9mmの薄さをソニーは「Floating Style」と呼んでおり、エッジに独自の加工を施したことで薄さと耐久性を両立したとしています。



なお4Kテレビとして世界最薄4.9mm(ソニー調べ)といっても、最薄部は筐体の上半分だけ。

下半分は出っ張っており、出っ張り部分の天面から熱が放出される設計です。

なおテレビを薄型スマートフォンよりも薄くする必要があるのか?とソニーの担当者に尋ねたところ、「薄型設計は壁掛けを想定したもの。テレビと壁の間には放熱のための空間が必要。X900Cシリーズは4.9mmのFloating Styleを採用したことで、壁掛け時に壁との距離が広がり、放熱の効率が向上する」と回答をいただきました。



ソニーのAndroid TVを搭載したBRAVIAシリーズは、Google Cast対応やGoogle Play、音声操作など多様な機能を備えます。Android TV搭載ブラビアシリーズの発売日は現時点では非公開。ソニーの担当者は「市場によるだろうが5月頃を目指している」としています。