三体合体式モバイルBluetoothキーボード TextBlade発表。重ねて携帯、キーピッチ19mm
カリフォルニアのスタートアップ WayTools が、スマートフォン/タブレット向けの Bluetooth キーボード TextBlade を発表しました。3つに分離しているキーボード本体は磁石で合体し、自動で電源が入るしくみです。また収納ケースはタブレット/スマートフォンスタンドにもなります。
多くのモバイル用 Bluetooth キーボードは折りたたみ式だったり、キーが小さかったりしてなかなかタッチタイピングが難しいこともあります。TextBlade は3つに分離してコンパクトに収納でき、いざ使うときは幅19mm のキーピッチをもつキーボードとなるので、それほど窮屈な思いをせずに使えそうです。
特徴的な外観の TextBlade ですが、特に物理的なキーが縦方向には1段しかないところが目を引きます。各キーはマルチタッチ対応となっており、指が触れた位置によって3~6つの別のキーとして機能します。
また、キーボードの厚さは iPhone 6 よりも薄いものの、キーストロークは独自の「MagLever テクノロジー」により2mmを確保。WayToolsによると、これは MacBook Pro よりも深く快適なタイピングが可能とのこと。
もちろん、カット & ペーストなど文章入力以外の操作は独特のキーの組み合わせで行うことになるため、そこはある程度の慣れが必要です。ただ、WayTools のサイトには TextBlade の操作方法を詳しく説明した動画があり、それを見れば文章入力だけでなく、大方のキーの組み合わせがわかるようになっています。
通信方式には Bluetooth LE を採用し、iOS およびAndroid デバイスに対応。大きさは 104 x 30.6 x 11.3mm。重さは42.5g。
米国での発売時期は2月以降。価格は99ドルで、現在は予約を受け付けています。