GARMINからANT+対応アクションカメラ VIRB、タフ防水でフルHD 3時間撮影。GPSやWiFi 搭載モデルも
GPSレシーバーなどで知られる GARMIN が、フルHD動画撮影に加えて外部センサー連携など多機能なアクションムービーカメラ VIRB と 上位版 VIRB Elite を発表しました。価格は VIRB が299ドル、 VIRB Elite が399ドル。
GoPro や Contour といった有名どころに加え、 パナソニックや ソニー など大手も手がけるアクションムービーカメラ。先日も、比較的安価で気軽に楽しめる山善の AMC-12SA(OB) を紹介しました。
この分野に参入するGARMINといえば、GPSレシーバーの老舗と言える存在で、コンシューマー向け製品ではハンドヘルド型のタフネスモデルなどで知ら れています。今回の VIRB と VIRB Elite もタフネス設計のアクションムービーカメラとなり、両モデルともに30fpsのフルHD動画撮影に対応しています。静止画撮影は16MP。IPX7の防水 仕様。
1.4インチの液晶ディスプレイを搭載し、単体での再生確認や設定表示に対応します。内蔵バッテリーは2000mAhとスマートフォン並の容量で、最大で 3時間のフルHD撮影が可能。無線通信は、2.4GHz帯のPAN(Personal Area Network)向け省電力通信規格「ANT+」を採用します。ANT+に対応するGPS や心拍計など各種センサと連携するほか、GARMIN製のANT+対応機器からのリモート操作も可能です。
100ドル高いVIRB Elite は 高感度なGPSレシーバーを内蔵するほか、WiFiで AndroidやiOSのアプリを介してスマートフォンと連携し、遠隔操作やプレビューの確認が可能です。今後、動画をスマートフォンに転送する機能も用 意される予定。
ストレージは microSD (64GB SDXC対応)。本体にはmicro HDMI出力端子を搭載。PC向けには無料の動画編集ソフトも用意しており、YouTubeやFcebook、Instagramなどにも投稿可能です。
GARMIN VIRB / VIRB Elite ともに、米国では9月から出荷予定。