だから恋愛がうまくいかない!こんなにも違う「男」と「女」ですれ違う心理
「なんでわかってくれないの!」「なんでわからないんだ…」日本中のどこかで今日も、男女の間ですれ違いが生じているかもしれません。お互いの価値観をぶつけ合いながら新たな関係を築いていく「恋愛」。自分のものさしで測ることのできない相手の気持ち、気になりますよね。
そこで今回はシーン別にまとめた男女間での心理についてご紹介します!
男女の心理の違い:好きになった理由
「私のどんなところが好きになったの?」女性は男性にしきりに聞きたがります。こんなとき、お互いにどういう気持ちでいるのでしょうか?
女性
女性は好きになったことに理由を求めます。好きになったきっかけや、そのときの感情などを頭のなかで組み立てて、恋愛へと発展した経緯をストーリーとして知りたいからです。「あのときの、こういう振る舞いに惚れた…」「こういう理由があるから君のことが好き」などといったエピソードを男性に望んでいるようです。
男性
男性は、女性のように好きになった理由を重要視しません。だいたいの人は好きになる理由に「楽しいから」「一緒にいたいから」というシンプルな解答しか持っていません。女性のように明確な理由や意味を持たずとも、なんとなく好きだからという感情で恋愛をすることができます。
男女の心理の違い:片思い中の考え
女性
女性の片思いは、感情の起伏が激しくなります。「目をそらされた…嫌われてるのかな…」「目が合った!これって脈あり‥?」などと相手の言動に一喜一憂するのが特徴的です。女性は自分が好きな相手にどう思われているのかを知りたいと強く思う傾向があります。
男性
男性が片思いを始めると、頭のなかでこれからの計画や段取りを考えて進めていこうとします。「いつデートに誘おう?」「場所はどこがいいかな…」などと女性の好みをサーチして、男性は相手に好きになってもらう方法を知りたいと思うようになります。
男女の心理の違い:「好き!」と感じるとき
女性
料理をしながら談笑したり、テレビをしながらダイエットをしたり…「ながら」が得意な女性は、恋愛を始めるといつでも彼のことで頭でいっぱいになります。「今、なにしてるのかな?」「もう寝ちゃってるかな…」などと四六時中気にかけるようになります。
男性
女性のように「ながら」をしない男性は、女性のように24時間ずっと相手のことを考え続けるというのは無理があります。仕事をしているときには仕事に集中してしまうため、忙しいときは彼女まで頭がまわりません。そして忙しさが一段落したときにとふと「会いたいな」と彼女のことを思い出し「好きだなぁ」と感じている自分に気づきます。
男女の心理の違い:喜びを感じるとき
女性
「今日は玉ねぎが10円安く買えた!」「肌が調子良くて嬉しい」など、女性は日常のなかで小さな楽しみや喜びをたくさん見つけることができます。これは恋愛でも同じです。「メールができた」「声が聞けた」などささやかな喜びを沢山見つけることに満足する傾向があります。
男性
男性は、一度に大きな喜びを手にすることで満足します。大きな野望や夢を語る人が多いのも特徴的です。長く時間をかけてやっていたプロジェクトや企画が形になったときに満足します。恋愛においても記念日や誕生日などの大きなイベントを一度やればあとは問題ないと思うのが特徴です。
男女の心理の違い:共有するとき
男女間でお互いの趣味を共有することはとても難しいと言われています。
女性
自分の感情や気持ちを伝えて楽しんで共有しようとします。たとえば、彼から勧めてもらった本や映画などの趣味がつまらなかったときにも「面白くなかった」という話題で盛り上がろうとするのです。連帯感や共感を大事にする女性は、マイナスな出来事さえもネタとして彼と共通の話題で盛り上がろうとします。
男性
男性は、女性と違って「共有する」という感覚があまりありません。自分が勧めた音楽や本を「面白くなかった」と言われると、男性は「せっかく選んだのに」と全否定された気持ちになり、一気に冷めてしまいます。相手を喜ばせることができた自分に満足する男性は、退屈だと言われたものを共有しようとは思いません。
男女の心理の違い:喧嘩をしたとき
女性
喧嘩をしたとき、女性が相手に求めるのは「私の気持ちをわかってもらいたい」という共感です。お互いのすれ違いから話し合いになったときも、女性は頭のなかで相手に自分の気持ちを話す⇒受け止めてもらう⇒仲直りという構図を考えています。
男性
男性の場合、喧嘩をすると「戦う」か「逃げる」かのどちらかの選択しかありません。険悪なムードになったときも、彼女を説得するか、話を速く終わらせて逃げるかのどちらかになります。彼女の気持ちを聞くことによって共感して解決をするというより、自分が正しいことを主張するか、謝るかのどちらかで解決となります。
男女の心理の違い:悩み事があるとき
女性
女性は話しながら考え事を整理する習慣があるため、悩み事や心に抱えている問題をすべて相手に伝えようとします。男性に解決策やアドバイスは求めていません。伝えたことで安心し、満足していく傾向にあります。男性に悩みごとを教えてもらえないと、信頼されていないと思い、寂しい気持ちになってしまいます。
男性
男性は、悩み事があるときはひとりで黙って考えるという方法で立ち直ろうとします。悩んでいるときに「私になんでも言って!」と女性に言われると重く感じます。しばらくの間、何も構わずに放っておいてほしい、自分で考えて物事を消化していく時間をほしがります。
男女の心理の違い:メールの返信
女性
「私のことが好きならまめに連絡をしてくれるはず!」と信じて疑わないのが女性。メールや連絡の有無で相手の愛情の大きさを測ろうとします。1日でも連絡がないと「もう私のこと、好きじゃないのかも…」と不安に陥ってしまうことも。
男性
男性は、信頼関係ができあがったと思う相手にはまめに連絡をとらなくなることがあります。それは、「言わなくてもわかるよね?」と連絡をせずとも相手に愛情が伝わっていると信じているからです。
男性も女性も別の生物!
並べてみると、男性も女性もまるで別の生物のようですね。男女の間では「当たり前」も「価値観」も大きく変わってくるようです。お互いに譲歩しつつ、理解し合いたいという思いを忘れずに入れば、豊かな愛情を育てていくことができそうですね!