マリリン・マンソン、初代プレステの黒CDをアルバムに採用。ソニーの同じ工場で生産
おどろおどろしいアンチキリストからすっかり愛すべきいじられキャラと化して久しい歌手 マリリン・マンソン の話題。最新アルバム The Pale Emperor が収録された真っ黒なCDは、初代プレイステーションのゲームと同じソニーの工場でプレスされたことをアルバムのアートディレクターが明らかにしています。
初代プレイステーションが発売されたのは 1994年。CD-ROMを採用したゲーム機はPS以前にもありましたが、プレイステーションは裏面が真っ黒なゲームディスクが特徴的でした。黒いディスクを採用した理由は海賊版対策だったとされています。
最新アルバム The Pale Emperor のディスクを担当したアートディレクター Hassan Rahim 氏がリンク先 Kill Screen に語ったところによると、今回の採用の理由は海賊版対策とは特に関係なく、単にパッケージとしての見た目と演出が目的です。
確かに真っ黒なCDはマリリン・マンソンのイメージともファンのクロゼットの中身とも一致しますが、The Pale Emperor はさらに熱で変化する素材を使い、再生するとレーザーやプレーヤーの熱で黒から白に変わり、アルバムの闇と光のイメージを再現します。Rahim氏によれば、このCDは見た目のとおり初代プレイステーションのゲームディスクと同じソニーの工場でプレスされたとのこと。
3か月前にリリースされたディスクのわりとどうでも良い小ネタをお伝えしてまいりましたが、ここでアルバム The Pale Emperor より新曲 Deep Six のプロモーションビデオをごらんください。
初代プレイステーションのゲームを大量に所蔵しているかたは、たくさん重ねてニョロニョロマンソンごっこができるかもしれません。