火曜日, 5月 12, 2015

SRS-X99 /SRS-X88 /SRS-X77|sony

ソニー、高音質 LDAC 対応 Bluetooth スピーカー3モデル発表。上位はハイレゾ音源再生に対応


ソニーがBluetoothスピーカーSRS-Xシリーズの新モデル SRS-X99 /SRS-X88 /SRS-X77を発表しました。

いずれも高音質コーデックLDACを搭載し、ハイレゾ相当の高音質な再生に対応。SRS-X77を除く上位モデルは最高40kHzを再生するハイレゾ対応スピーカーを内蔵します。
 

SONY SRS-X99 /SRS-X88 /SRS-X77

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SRS-X99 /SRS-X88

SRS-X99 および SRS-X88 は、PC などとの USB 接続によってハイレゾ音源再生に対応することが特徴。X99 には4基、X88 には2基のスーパーツィーターを搭載し、再生周波数帯域は最大40kHz。日本オーディオ協会のハイレゾ音源対応ロゴマークも取得しています。

搭載するスピーカーは X99 が合計7基(計154W、スーパーツィーター含む)、X88 が5基(計90W、同上)で、サブウーファーも搭載し、2.1ch 再生に対応。いずれのモデルもフルデジタルアンプ S-Master HX により、「ハイレゾ音源の高音質をあますところなく再現」するとうたいます。


再生形式は WAV /FLAC /AIFF /ALAC で 192kHz/24bit までのハイレゾ音源再生に対応。DSD は 2.8MHz までなら PCM 変換で再生可能です。そのほか高音質化技術 DSEE HX により CD 音源や MP3 なども最大 192kHz/24bit にアップコンバートして再生します。

Bluetoothスピーカーとしては、ソニーが着々と対応機種を増やしているハイレゾ相当の高音質コーデック LDAC を搭載。標準コーデックの SBC、iPhone などが対応する AAC にも対応する一方で、SRS-X9 で対応していた aptX の名は消えています。

WiFi は先代モデルが IEEE 802.11b /g のみの対応だったのに対して、新たにIEEE 802.11n にも対応。DLNA /AirPlay といった WiFi 経由での再生も、より安定した再生を可能とします。NFC ペアリング機能は引き続き搭載。
ほか、スマートフォンアプリ「Songpal Link」によってスマートフォンからの各種操作のほか、ホームネットワーク内の他の再生機器(最大10台)とのグルーピング再生などが可能です。さらに Google Cast for audio 機能では PC やスマートフォンなどを介さず、直接インターネットからのストリーミング再生にも対応します。

入出力は両モデル共通で、iPhone などをつなぐ USB-A、PC などに使う USB-B、3.5mm ステレオミニの AUDIO IN 端子、有線 LAN(RJ-45)端子を備えます。

本体大きさは X99 が幅430 x 高さ133 x 奥行125mm、重さ約4.7kg。カラーはブラックのみ。X88 は幅359 x 高さ111 x 奥行103mm、重さ約2.7kg。ブラックおよびホワイトをラインナップします。

発売日はいずれも5月23日。オープン価格。市場推定価格(税別)は X99 が7万2000円前後。X88 が4万6000円前後。

SRS-X77

SRS-X77 は、先代 SRS-X7 からの進化モデル。最大出力は従来の 32W から 40W へと強化、Bluetooth スピーカーとしても高音質コーデック LDAC に対応したほか、従来どおり AAC も搭載する反面、X99などと同様に aptX は削除になりました。

ほか IEEE802.11b /g /n に対応し、DLNA /AirPlay 機能を搭載。Songpal Link および Google Cast for audio にも対応します。また NFC によるワンタッチペアリング機能も搭載しています。

スピーカーの再生周波数帯域は50Hz~22kHz。入出力端子は USB-A(充電にも使用)、3.5mmステレオミニのオーディオ入力、有線 LAN(RJ-45)端子を備えます。

本体大きさは幅300 x 高さ132 x 奥行60mm。重さは約1.9kg。本体カラーはブラック。

発売日は5月23日。オープン価格ですが、市場推定価格(税別)は3万5000円前後。