いずれも高音質コーデックLDACを搭載し、ハイレゾ相当の高音質な再生に対応。SRS-X77を除く上位モデルは最高40kHzを再生するハイレゾ対応スピーカーを内蔵します。
SRS-X99 /SRS-X88
搭載するスピーカーは X99 が合計7基(計154W、スーパーツィーター含む)、X88 が5基(計90W、同上)で、サブウーファーも搭載し、2.1ch 再生に対応。いずれのモデルもフルデジタルアンプ S-Master HX により、「ハイレゾ音源の高音質をあますところなく再現」するとうたいます。
再生形式は WAV /FLAC /AIFF /ALAC で 192kHz/24bit までのハイレゾ音源再生に対応。DSD は 2.8MHz までなら PCM 変換で再生可能です。そのほか高音質化技術 DSEE HX により CD 音源や MP3 なども最大 192kHz/24bit にアップコンバートして再生します。
Bluetoothスピーカーとしては、ソニーが着々と対応機種を増やしているハイレゾ相当の高音質コーデック LDAC を搭載。標準コーデックの SBC、iPhone などが対応する AAC にも対応する一方で、SRS-X9 で対応していた aptX の名は消えています。
WiFi は先代モデルが IEEE 802.11b /g のみの対応だったのに対して、新たにIEEE 802.11n にも対応。DLNA /AirPlay といった WiFi 経由での再生も、より安定した再生を可能とします。NFC ペアリング機能は引き続き搭載。
入出力は両モデル共通で、iPhone などをつなぐ USB-A、PC などに使う USB-B、3.5mm ステレオミニの AUDIO IN 端子、有線 LAN(RJ-45)端子を備えます。
本体大きさは X99 が幅430 x 高さ133 x 奥行125mm、重さ約4.7kg。カラーはブラックのみ。X88 は幅359 x 高さ111 x 奥行103mm、重さ約2.7kg。ブラックおよびホワイトをラインナップします。
発売日はいずれも5月23日。オープン価格。市場推定価格(税別)は X99 が7万2000円前後。X88 が4万6000円前後。
SRS-X77
ほか IEEE802.11b /g /n に対応し、DLNA /AirPlay 機能を搭載。Songpal Link および Google Cast for audio にも対応します。また NFC によるワンタッチペアリング機能も搭載しています。
スピーカーの再生周波数帯域は50Hz~22kHz。入出力端子は USB-A(充電にも使用)、3.5mmステレオミニのオーディオ入力、有線 LAN(RJ-45)端子を備えます。
本体大きさは幅300 x 高さ132 x 奥行60mm。重さは約1.9kg。本体カラーはブラック。
発売日は5月23日。オープン価格ですが、市場推定価格(税別)は3万5000円前後。