iPhone 6s 対 Xperia Z5 対 Galaxy S6 edge 各社フラッグシップ詳細比較
本日未明のAppleスペシャルイベントで発表された iPhone 6s と、ソニーのフラッグシップ Xperia Z5、サムスン Galaxy S6 edgeとの詳細スペック比較をお届けします。
iPhone 6s |
Xperia Z5 |
Galaxy S6 edge |
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出荷時OS | iOS 9 | Android 5.1 Lollipop | Android 5.0 Lollipop |
プロセッサ | Apple A9 + M9モーションコプロセッサ 64bit | Snapdragon 810 MSM8994 2.0GHz + 1.5GHz オクタコアコア、Adreno 430 GPU 64bit | Exynos 7420 2.1GHz + 1.5GHz オクタコア 64bit |
メモリ | 未公開 | 3GB | 3GB |
ディスプレイ |
4.7インチ |
5.2インチ (Z5 Compactは4.7インチ) |
5.1インチ |
IPS液晶 1,400:1コントラスト比(標準) |
IPS液晶 | デュアルエッジ スーパー有機EL | |
画面解像度 | 1334 x 750 | 1920 x 1080 (Z5 Compactは1280 x 720) |
2560 x 1440 |
PPI | 326ppi | 428ppi (Z5 Compact は約312ppi) |
577ppi |
ストレージ | 16 / 64 / 128GB | 32GB | 32 / 64 / 128GB |
背面カメラ | 12MP f2.2レンズ True Toneフラッシュ |
23MP, 1/2.3型 Exmor RS f2.0 ソニーGレンズ |
16MP f1.9 レンズ 光学手ブレ補正 |
オートフォーカス | Focus Pixels | 『世界最速』0.03秒 | 高速AF |
動画撮影 | 前面720p、背面4K (動画の光学手ブレ補正は6s Plusのみ) |
前面1080p、背面4K | 前面1080p、背面4K |
前面カメラ | 5MPの写真 Retina Flash ƒ/2.2の開口部 |
5MP, Exmor R for mobile f2.3 | 5MP (f1.9) |
VoLTE | 対応 | 対応 | 対応 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a /b /g /ac |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 | 対応(2方式) |
NFC | あり | あり | あり |
位置情報 | Assisted GPS / GLONASS / デジタルコンパス / Wi‑Fi / 携帯電話通信 / iBeaconマイクロロケーション | A-GPS /GLONASS /デジタルコンパス / Wi-Fi / 携帯電話通信 | A-GPS /GLONASS /デジタルコンパス / Wi-Fi / 携帯電話通信 |
指紋認証 | ホームボタン(Touch ID) (iPhone 6比2倍速) |
側面 | ホームボタン |
気圧計 | あり | あり | あり |
本体色 | シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド | グリーン、ホワイト、ゴールド、グラファイトブラック | ゴールドプラチナ、ホワイトパール、ブラックサファイア、グリーンエメラルド |
バッテリー | 連続通話時間:3Gで最大14時間 インターネット利用:3Gで最大10時間、4G LTEで最大10時間、Wi-Fiで最大11時間 HDビデオ再生:最大11時間 オーディオ再生:最大50時間 連続待受時間:最大10日間 |
2900mAh(最大2日間駆動) | 2600mAh |
重量 | 143g | 154g | 132g |
寸法 | 138.3 x 67.1 x 7.1mm | 146 x 72 x 7.3mm | 142.1 x 70.1 x 7.0mm |
防水防塵 | 非対応 | 対応 IP68 | 非対応 |
注:表の表記はメーカー公式ページを元にしています。iOS と Android でプラットフォームが違うことや、メーカーごとの表記ポリシーにより、対応していても表記がないもの・数字として同列に比較しにくいものなどについては、機種ごとの特徴をごらんください。
iPhone 6s
スペック表で横に並ばない独自の機能としては、感圧式の次世代マルチタッチこと3D Touch対応が挙げられます。3D Touch は従来のタップに加えて軽いプレスとやや強いプレス(押し込み)を区別できる機能。iOS 9では「Peek」「Pop」という新たなジェスチャを導入しています。
PeekとPopはメール一覧や写真サムネイル、コンタクトリスト、ウェブリンクなどアイテムが並んだ場面で使える機能。個別アイテムのうえで軽く押すと、開く前にポップアップで中身を覗く(Peek) ことができます。
指を話せばそのまま一覧に戻るため、リストと個別で開いた画面を行ったり来たりせず、すばやく中身を確認しつつブラウズが可能。Peek してしっかり確認したくなった時は、もう少し力を入れるとそのまま個別アイテムが開きます(Pop)。
そのほか3D Touch の応用は、
・ホーム画面でアプリアイコンをプレスすると、よく使うアクションの一覧メニュー を開く(クイックアクション)。電話アプリからよく掛ける相手に、地図アプリから自宅へのナビを直接起動など。
・メモアプリで手書きスケッチする際に、力を入れると太い線が描ける
・ホーム画面の左側でプレスすると起動中アプリのサムネイル一覧表示(マルチタスキング表示)、そのままスワイプでタスク切り替え
・キーボード上で押し込むと、キーボードがトラックパッドに。カーソルを細かく正確に動かしてテキスト編集(メモ、メール、メッセージなど対応アプリのみ)
これまでのスマートフォンでは「長押し」や、一部のスタイラス対応機種ではホバーで開いていたいわゆるコンテキストメニューやクイックメニューを「押し込み」に割り当てた形です。 速報:iPhone 6s / Plus は感圧3D Touch搭載。強押しでサブメニュー&アプリ切替、振動タプティックエンジン搭載
カメラの新機能である Live Photo は静止画と同時に前後の数秒を動画撮影して「動き出す写真」を撮る機能。スマートフォンではHTC Zoeなどありがちな機能ですが、iOS 9では「写真をプレスすると動き出す」操作を採用。
アップルの思惑どおり3D TouchとLive Photoが普及すれば、動画が含まれていない写真をぐいぐい押して不審に思うユーザーが現れるかもしれません。