月曜日, 9月 28, 2015

iPhone 6s データ移行手順

iPhone 6sへのデータ移行はiTunesにバックアップして復元するのが断然ラク。復元手順全公開



iPhone 6s、iPhone 6s Plusがついに発売されました。すでに入手済みの方も多いことでしょう。iPhoneから買い換えた方は、まずはバックアップから復元ですね。2通りの方法をすべてお見せします。



iCloudからバックアップの復元

購入してiPhone 6sを起動すると、「こんにちは」の画面から始まればいいのですが、キャリアの登録作業などで、すでに設定済みでアイコンが並んだ画面から始まるかもしれ ません。そうしたら、まず[設定] [一般] [リセット]を選択し、[すべてのコンテンツと設定を消去]をタップします。
するとパスコードの入力が促されるので入力し、[iPhoneを消去]をタップ。再度本当に消していいのか聞かれるのでもう一度[iPhoneを消去]をタップするとApple IDのパスワードの入力が促されます。

Apple IDのパスワードのパスワードを入力したら、再起動がかかり、「こんにちは」の画面が現われます。最初に言語を選択します。日本語が一番上にあるのでそれをタップします。次は、国または地域を選択。日本が一番上にあるので、それをタップしましょう。

続いてキーボードです。使用するキーボードを選択します。あとから変更も可能です。そして、Wi-Fiを選択します。モバイルデータ通信を利用して設定す ることも可能ですが、Wi-Fi環境がオススメです。この選択時にエラーが発生する場合がありますが、再度選択すると次へ進みます。次へ進むと位置情報 サービスを利用するか否かの設定です。どちらかを選択しましょう。

Touch IDの設定です。ホームボタンを押す指をまず登録しましょう。違う指を登録したいときは、設定完了後にできます。その後パスコードを設定すると、バックアップからの復元をするか聞いてきます。ここでは[iCloudバックアップから復元]を選びます。

iCloudへのサインインをするとしばらくして「Before Restoring」と復元する前の注意書きが英語で現われます。なぜここだけ英語なんでしょ? [Continue]をタップしてしばらくすると利用規約の画面に変わります。

規約に同意すると、やっとバックアップの選択画面になります。複数あるときは、バックアップした日時で判断して選択しましょう。すると、復元を開始しま す。復元にかかる時間はバックアップの容量や通信環境によりますが、表示されている残り時間よりはかなり時間がかかると思います。

復元が終わると「アップデートが完了しました」と表示されます。すぐにiTunes Storeへのサインインが促されるので、パスワードを開始します入力しましょう。続いてiCloudのパスワードを入力します。パスワードを入力する回 数が多いので、パスワードは忘れずに。

「ようこそiPhoneへ」が表示されたら完了です。お疲れ様でした......と言いたいところですが、ここから、利用していたAppのダウンロードが 開始されます。パスワードはバックアップされないので、Gmailなど各種サービスへのログインを再度行なわなければなりません。これが意外とめんどうな 作業です。

しかし、iTunesから復元すればそんな手間もいりません。



iTunesからバックアップの復元

iTunesのバックアップから復元するには、iCloudから復元するときの手順を踏んでいき、「Appとデータ」の画面で[iTunesバックアップ から復元]を選択します。Lightningケーブルが挿さっていないと、挿すように指示されるので、PCとiPhoneをLightningケーブルで 接続。[このバックアップから復元]で適用したいバックアップを選択します。複数ある場合はバックアップ日時から判断しましょう。


続けるをクリックして、バックアップのロックを解除するパスワード(アカウントパスワードなどを暗号化した際に登録したパスワード)を入力します。


復元が開始されるので、しばらく待ちます。iTunesの場合はiCloudに比べて数段早かったです。残り時間も近い数値でした。


もし、iPhoneの販売店で各種設定が済んでいる場合は、PCとiPhoneをLightningケーブルで接続後、iTunesのバックアップで [バックアップの復元]を選択、バックアップファイルを選んで復元しましょう。この際、[iPhoneを探す]を使用しているときは、オフにするよう指示 されるので、[設定] [iCloud] [iPhoneを探す]をオフにしましょう。


完了すると、iCloudのときと同様iTunes StoreへのサインインとiCloudのパスワードを入力します。そのあとiCloudからの復元にはなかった「iPhoneを探す」を使用するか否か を選択する画面になります。万が一のために["iPhoneを探す"を使用]を選択しましょう。


「ようこそiPhoneへ」が表示されて、引き続きAppのダウンロードが始まりますが、こちらのほうがかなり早く終了しました。しかも利用していた各種サービスのアカウントとパスワードもバックアップされていますので、入力する手間がないのが非常にありがたいですね。

ここで、ひとつ落とし穴を。キャリアのAppは復元で復活しません。ですので、最初iPhone 6sを渡されたとき、ドコモの場合はメッセージでキャリアのAppはここから落としてというリンクが貼られていました。しかし、そのあと筆者はすぐに復元 をかけてしまったがため、そのメッセージは2度と見ることはありませんでした......。もちろんドコモのサイトへ行けばわかる情報です。

こうしてバックアップを2つとも試してみましたが、iTunesへバックアップして復元したほうが時間も手間も省けます。断然iTunesへのバックアップをオススメします。

ちなみに筆者は発売当日、ヨドバシカメラマルチメディア町田店で購入しましたが、最近無料でWi-Fiを開放したので、購入直後に店舗内の椅子に座っても くもくとiCloudによる復元を実行していました。すぐに必要なAppを優先的に落とし、帰宅する際は十分にiPhoneを活用できるまでに復活できま した。無料でWi-Fiが利用できる店舗だと、こういうときにも役立ちますね。ヨドバシWiFiの記事は以下から。