金曜日, 9月 11, 2015

「ブッシュ・オブ・ゴースツ~This is what hatred did~」|Cristina de Middel展

Cristina de Middel展
「ブッシュ・オブ・ゴースツ~This is what hatred did~」



EXHIBITION

ブッシュ・オブ・ゴースツ ~This is what hatred did~

  • ジャンル:自然 / 風景 / その他
  • 開催地:IMA CONCEPT STORE
  • 開催日:2015年09月27日(日) - 2015年11月08日(日)
  • フォトグラファー:Cristina de Middel
IMA galleryでは、9月27日(日)から11月8日(日)までスペイン人写真家、クリスティーナ・デ・ミデルの日本初個展「This is what hatred did」を開催いたします。

デ・ミデルは、2011年に自主制作した写真集『The Afronauts』が世界中で話題を呼び、2013年にはドイチェ・ベルゼ写真賞にノミネートされ、いまもっとも注目される写真家のひとりです。彼女の 作品の特徴は、ドキュメンタリーとフィクションの間をつなぐ独自の着眼点と綿密に作り込まれた幻想的なイメージにあります。新作「This is what hatred did」は、エイモス・チュツオーラによる幻想小説『My LIfe in the Bush of Ghosts』(邦題:ブッシュ・オブ・ゴースツ)をもとにした意欲作になります。
アフリカを舞台とした『ブッシュ・オブ・ゴースツ』は、兵士たちの攻撃を受けた村を逃げ出し、ゴーストでいっぱいのブッシュ(薮)に迷い込んだ少 年の物語。少年は森で30年もの間過ごしながらも、故郷に帰ろうとします。主人公は何度も生死を繰り返し、牛、馬やその他の動物に変身し、金銀ブロンズや 蛇、カタツムリを食べながらゴーストがいっぱいの不思議なブッシュを生き続けます。
デ・ミデルは、この幻想的なストーリーを写真で表現するためにドローイングを描き、実現するための場所としてラゴスのスラム街であるマココを選び ました。「This is what hatred did」では物語をベースにしながらも、フォトジャーナリストとしてマココという場所をドキュメントしています。
また定評のある写真集の独創性のみならず、大胆なアイデアを活かした展示もデ・ミデルの大きな魅力のひとつです。本展覧会では、『ブッシュ・オブ・ゴースツ』の森に迷い込んだようなインスタレーションをお楽しみください。
INFORMATION
住所 〒 106-0032 東京都 港区 六本木5-17-1 AXISビル3F
開館時間 平日 : 12:00 土日祝 : 11:00~平日 : 22:00 土日祝 : 20:00
※2015年5月1日より下記の通り、開館時間が変更となりました。
観覧料 無料