サムスンから最大容量1TBのエントリーSSD「840 EVO」、ライト最大520MB / 秒
サムスンが、現行840 シリーズの後継となる新型 SSD 「840 EVO」 シリーズを発表しました。
サムスンのコンシューマー向けSSD にはエントリーの840シリーズと上位の 840 Pro シリーズがありますが、新製品の 840 EVO はエントリーモデルながら最大容量1TB、最大書き込み速度 520MB/秒を誇ります。 変更点としては、まず製造プロセスが 20nm クラスから 10nm クラスの 3bit MLCへと微細化。コントローラーも現行の MDX から、より速いMEX へと進化しています。またSLCモードのバッファを使い書き込み速度を高速化する新技術 TurboWrite も導入しました。
その結果、250GB モデルではシーケンシャルライトが現行の 240MB/s から 520MB/s へ2倍以上高速化。また新たに加わった 1TB モデルのシーケンシャルリード / ライトは 540MB/s と 520MB/s 、ランダムリード / ライトは 9万8000 IOPS と 9万 IOPS に達しています。
(TurboWrite はMLC NANDフラッシュメモリの一部領域を高速なSLCモードで書き込みバッファとして使い、ドライブがアイドルになったら通常領域へ転送する技術。原理的に はバッファが溢れるほど連続して書き込めば速度は低下するはずですが、バッファは1TBモデルで12GB分(3bit MLCで36GB分) と比較的大容量が確保されており、通常の利用ではここに収まるとされています。技術的詳細は参考リンク先へ。)
容量は新たに 750GB と 1TB が加わり、120GB/250GB/500GB/750GB/1TB の5種類。
主な仕様は本体サイズ 2.5インチ、接続方式は SATA 6Gbps。一般的に製造プロセスの微細化は製品寿命を縮めると言われていますが、保証期間は変わらず3年間。
世界の主要なマーケットでの発売は8月上旬を予定。価格は今のところ発表されていません。
追記: 米国価格が発表されました。
120GBが109.99ドル、250GBが189.99ドル、500GBが369.99ドル、750GBが529.99ドル、1TBが649.99ド ル。
サムスンのコンシューマー向けSSD にはエントリーの840シリーズと上位の 840 Pro シリーズがありますが、新製品の 840 EVO はエントリーモデルながら最大容量1TB、最大書き込み速度 520MB/秒を誇ります。 変更点としては、まず製造プロセスが 20nm クラスから 10nm クラスの 3bit MLCへと微細化。コントローラーも現行の MDX から、より速いMEX へと進化しています。またSLCモードのバッファを使い書き込み速度を高速化する新技術 TurboWrite も導入しました。
その結果、250GB モデルではシーケンシャルライトが現行の 240MB/s から 520MB/s へ2倍以上高速化。また新たに加わった 1TB モデルのシーケンシャルリード / ライトは 540MB/s と 520MB/s 、ランダムリード / ライトは 9万8000 IOPS と 9万 IOPS に達しています。
(TurboWrite はMLC NANDフラッシュメモリの一部領域を高速なSLCモードで書き込みバッファとして使い、ドライブがアイドルになったら通常領域へ転送する技術。原理的に はバッファが溢れるほど連続して書き込めば速度は低下するはずですが、バッファは1TBモデルで12GB分(3bit MLCで36GB分) と比較的大容量が確保されており、通常の利用ではここに収まるとされています。技術的詳細は参考リンク先へ。)
容量は新たに 750GB と 1TB が加わり、120GB/250GB/500GB/750GB/1TB の5種類。
主な仕様は本体サイズ 2.5インチ、接続方式は SATA 6Gbps。一般的に製造プロセスの微細化は製品寿命を縮めると言われていますが、保証期間は変わらず3年間。
世界の主要なマーケットでの発売は8月上旬を予定。価格は今のところ発表されていません。
追記: 米国価格が発表されました。
120GBが109.99ドル、250GBが189.99ドル、500GBが369.99ドル、750GBが529.99ドル、1TBが649.99ド ル。