これより開封の儀を行う:
う、 美しい…… TENGAの女性向け新製品「iroha(イロハ)」最速フォトレビュー
和菓子のような見た目の裏には、TENGAならではのこだわりが。
なおさすがに使っているところの写真はないので、会社などでご覧になる方もご安心を。
2つの箱のうち、上の箱にはiroha本体と保管ケース(クレードル)が、下の箱にはUSBケーブルとACアダプタがそれぞれ入っている。透明な 保管ケースは製品を清潔に保ちつつ、なおかつ使わない時もオシャレに保管しておくことが可能。アダルトグッズをオシャレに保管する、という逆転の発想がな んともTENGAらしい。
3種類の製品はそれぞれ形状が異なり、「YUKIDARUMA」は挿入も楽しみたい人用、突起の少ない「HANAMIDORI」は比較的スタンダードな ローターの印象に近く、先端部に特徴がある「HINAZAKURA」は、つまむ・はさむといったピンポイントの刺激に向く。ちなみに「はなみどり(花見 鳥)」というのはウグイスの別名だ。
背面には矢印型のボタンが2つあり、「+→」長押しで電源オン、「−←」長押しで電源オフになる。電源を入れた後は、左右の矢印キーを押すたびに振 動の強さが切り替わる。振動の強さは弱・中・強の3段階、それにリズミカルな振動の全4パターンとなっている。
特筆すべきは動作音の小ささだろう。「今までにないほど静かなモーター音」とサイトの説明にあるとおり、振動を「強」にしてもせいぜい携帯電話の マナーモード程度の音しかしない。この手のグッズでは「音の大きさ」を不満にあげる人も多く、嬉しい配慮と言える。
ケーブルはごく普通のUSBケーブルで、家庭用コンセントに挿して使うための変換アダプタも付いている。PCからも手軽に充電できるのは嬉しいが、 デスクの上にこれが置いてある光景を想像すると、なかなかシュールではある。
サンプルを提供いただくにあたって少しお話をうかがうことができた。以前から「性を表通りに」というコンセプトのもと活動してきたTENGAだが、対象を男性のみに限定するつもりは一切なく、女性用グッズの発売は当初からの念願のひとつだったという。男性用グッズから先に展開したのは、最初はスタッフが男性しかいなかったからだそうだ。
irohaの企画が立ち上がったのは、ようやく女性スタッフが増えてきた3年前ごろ。社内の女性スタッフ4名が中心となって開発は進められ、日本 人女性の感性で、アダルトグッズ未経験の人でも手に取りやすい商品を目指した。特に見た目と手触りにはこだわったという。
主要開発スタッフの1人で、広報も担当する伊藤しずかさん
irohaという名前は、いろは歌のイロハから取った。イロハという言葉には「ものごとのはじまりや基本」という意味もあり、そこには「新しいこ とをはじめよう」というTENGAの決意も込められている。「女性らしくを、新しく」——irohaの新しい挑戦は、ここからスタートする。
[ITmedia]
TENGAが満を持して発表した新ブランド「iroha(イロハ)」(紹介記事)。早くもWebでは「ついにきたか」「絶対買います」など大きな話題となっている同製品だが、3月3日の発売に先駆け、今回いち早くサンプルをお借りすることができたので、たっぷりの写真とともに最速レビューをお届けしよう。
なおさすがに使っているところの写真はないので、会社などでご覧になる方もご安心を。
irohaは実物も美しかった
irohaは「女性らしくを、新しく。」をコンセプトに展開される、TENGAとしては初めての女性向けセルフプレジャーグッズ。スイッチを入れ ると振動する、いわゆる“ローター”の1種だが、そこはやはりTENGA。これまでのアダルトグッズのイメージを払拭し、なおかつユーザーにも配慮した、 さまざまなこだわりが随所に隠されている。開封の儀
irohaのラインアップは「YUKIDARUMA(ゆきだるま)」、「HANAMIDORI(はなみどり)」、「HINAZAKURA(ひなざくら)」の3種類。それぞれの特徴は後で触れるとして、まずはパッケージから見ていこう。外箱はシンプルな立方体デザイン。側面から中身を引き出すと、さらに2つの箱が出てくる仕組みとなっている。いかがわしさは一切なく、知らない人が このパッケージを見ても、そういうモノだとはまず思わないだろう。
2つの箱のうち、上の箱にはiroha本体と保管ケース(クレードル)が、下の箱にはUSBケーブルとACアダプタがそれぞれ入っている。透明な 保管ケースは製品を清潔に保ちつつ、なおかつ使わない時もオシャレに保管しておくことが可能。アダルトグッズをオシャレに保管する、という逆転の発想がな んともTENGAらしい。
本体
本体はつるりと丸く、多くの人が「おいしそう」と漏らしていたとおり、見た目はまるで高級和菓子のよう。表面はすべすべとしてやわらかく、指で押 すとぷにっとした弾力が返ってきて、今までに触ったことのない感触が味わえる。3種類の製品はそれぞれ形状が異なり、「YUKIDARUMA」は挿入も楽しみたい人用、突起の少ない「HANAMIDORI」は比較的スタンダードな ローターの印象に近く、先端部に特徴がある「HINAZAKURA」は、つまむ・はさむといったピンポイントの刺激に向く。ちなみに「はなみどり(花見 鳥)」というのはウグイスの別名だ。
背面には矢印型のボタンが2つあり、「+→」長押しで電源オン、「−←」長押しで電源オフになる。電源を入れた後は、左右の矢印キーを押すたびに振 動の強さが切り替わる。振動の強さは弱・中・強の3段階、それにリズミカルな振動の全4パターンとなっている。
特筆すべきは動作音の小ささだろう。「今までにないほど静かなモーター音」とサイトの説明にあるとおり、振動を「強」にしてもせいぜい携帯電話の マナーモード程度の音しかしない。この手のグッズでは「音の大きさ」を不満にあげる人も多く、嬉しい配慮と言える。
充電クレードル
irohaにはバッテリーが内蔵されており、充電は付属のクレードルにセットすることで行う。中には磁石が仕込んであるようで、中心に向けて若干くぼんだ 構造も手伝って、本体をクレードルに近づけると、吸い付くようにピタリと充電位置におさまる仕組みだ。ちなみに「まさか無接点充電?」と一瞬期待したが、 残念ながら背面の操作ボタンが接点を兼ねているだけだった。ケーブルはごく普通のUSBケーブルで、家庭用コンセントに挿して使うための変換アダプタも付いている。PCからも手軽に充電できるのは嬉しいが、 デスクの上にこれが置いてある光景を想像すると、なかなかシュールではある。
商品に込めた「新たな挑戦」
機能面では普通のローターとあまり変わらないが、デザインはもちろん、絶妙な手触りや弾力、使い勝手など、TENGAならではのこだわりが随所に 行き届いており、間違いなく「今までになかった女性用グッズ」に仕上がっていると感じた。6800円(参考価格)という価格も、実際に手に取ってみれば きっと納得できるはずだ。サンプルを提供いただくにあたって少しお話をうかがうことができた。以前から「性を表通りに」というコンセプトのもと活動してきたTENGAだが、対象を男性のみに限定するつもりは一切なく、女性用グッズの発売は当初からの念願のひとつだったという。男性用グッズから先に展開したのは、最初はスタッフが男性しかいなかったからだそうだ。
irohaの企画が立ち上がったのは、ようやく女性スタッフが増えてきた3年前ごろ。社内の女性スタッフ4名が中心となって開発は進められ、日本 人女性の感性で、アダルトグッズ未経験の人でも手に取りやすい商品を目指した。特に見た目と手触りにはこだわったという。
主要開発スタッフの1人で、広報も担当する伊藤しずかさん
irohaという名前は、いろは歌のイロハから取った。イロハという言葉には「ものごとのはじまりや基本」という意味もあり、そこには「新しいこ とをはじめよう」というTENGAの決意も込められている。「女性らしくを、新しく」——irohaの新しい挑戦は、ここからスタートする。
[ITmedia]
中山 圭子
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