光る猫耳スピーカー搭載ヘッドホンAxent Wear 出資受付中。初日で目標額25万ドルを突破
カリフォルニア州立大学バークレー校卒業の有志が立ち上げたスタートアップ Axent Wear が、猫耳型ヘッドホン Axent Wear Cat Ear Headphones を発表しました。10月8日にクラウドファンディングサービス Indiegogo で製品化のためキャンペーンを開始し、即座に目標出資額25万ドルを突破。出資者は後を絶たず、記事執筆時点では45万ドルに達する勢いです。
猫耳といえば「萌え」系要素として、いわゆるオタク層のみならず広く一般にも支持を得ているアイテムです。1960年代には手塚治虫の漫画「リボンの騎士」に猫耳の少女が登場しているほか、米国のアニメでも1970年代には「PussyCats」なる猫耳のガールズバンドが描かれるなど、意外と古い歴史があったりします。
さて、Axent Wear はそんな猫耳をヘッドバンド部分にあしらったヘッドホン。この耳の部分にはスピーカーが仕込まれ、音を出すこともできます。一人で使うときは普通のヘッドホンとして、パーティなどではスピーカーから音を出して友人たちと音楽を楽しめるとのこと。
スピーカー部分だけでなくハウジングにも LED を内蔵。部屋を暗くすれば、未来的な雰囲気を醸し出します。 LED のカラーは単色で、バリエーションとしてブルー、レッド、グリーン、パープルの4色をラインナップしています。
ヘッドホンとしては 40mm 径ドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20Hz-20kHz。LED とスピーカー用にバッテリーを内蔵し、USB 端子からの充電に対応します。
出資枠としては、各色のヘッドホンを1台入手できる150ドルの枠や、色ごとに各1台、計4台がセットになった525ドルの枠などがあります。最も高いものは多色 LED を内蔵し、デザイナーによるカスタムペイントを纏うゴージャス仕様。お値段1万ドルです。
クラウドファンディングによる製品化プロジェクトであるため、出資者はプロジェクトの遅れが発生したり、最悪は途中で製品化そのものが中止となるリスクを理解しておく必要があります。それでもやはり、このヘッドホンが欲しいならば出資してみるのも良さそうです。