動画:高速で森を駆け抜けるDroneレーシング、主観カメラ映像は「スター・ウォーズ」そのまま
レースには総勢24名もの「パイロット」が参戦。ドローン、いわゆるラジコンのマルチコプターには映像を無線送信するカメラを取り付け、参加者はその映像を液晶モニターや HMD(ヘッドマウントディスプレイ)で見ながら操縦します。動画を見るかぎり、そのスピード感は相当なものです。
もちろん高速で飛行しているため、コースサイドの立木に激突したり、他の機体と接触して墜落するなどアクシデントも発生します。実際、参加者のうち数人は衝撃で破損したローターや機体の修復が必要となってしまったようです。
このドローンレースにはまだ正式なルールなどはなく、競技として確立しているわけではありません。しかし Airgonay は1年後ぐらいには国際的なトーナメント戦を開催したいと考えており、各参加者が見ている映像などのネット中継も検討中とのこと。さらに、レーザーポインターのような光源を機体に搭載し、ゲーム「ワイプアウト」のように前を飛ぶ機体を(仮想的に)撃墜可能とするような構想もあるようです。
数年後には、まさに「スター・ウォーズ」そのままの激戦を観戦できるようになるのかもしれません。
ちなみに、11月24日に予定している Engadget Fes 2014 Winter では「第2回 全日本クアッドコプター選手権」を開催予定。こちらは、スピード競技というよりは「いかにうまく課題をこなすことができるか」というテクニカル競技です。
6月の Engadget Fes で開催した第1回大会ではコースを屋内に作りましたが、第2回はより広い屋上へとその場所を移し、規模を拡大して開催予定です。ご興味を持たれた方、我こそはという方は、ぜひとも今からトレーニングを積んでご参加ください。
下は、第1回全日本クァッドコプター選手権の模様。