動画:炎をまとう人型ヒューマントーチ・ドローン。どうやって飛ばした?Human Torch Drone
映画『Fantastic Four』の公開を控えて、バイラル狙いの「これどうやってるの?」動画が公開されました。消防隊の物々しい監視のもと、劇中のキャラクターを象った「ヒューマントーチ・ドローン」に火を放ち自在に飛ばしてみせる内容です。
ヒューマン・トーチといえば、4人組ヒーロー Fantastic Four の
ヒューマントーチ・ドローンと称する動画はこちら。「JOHNNY」と書かれたフレームに点火して離陸するようす、火の粉を撒きながら飛び回る様子はなかなか見ものです。
設定上のヒューマントーチは単に自家炎上するだけでなく炎を操る能力を持つことから、燃焼による空気の流れを制御して飛んでいます(たぶん)。空飛ぶ全裸男もといゼン・ラ星人シルバーサーファーを追った時は、空気の薄い高空で飛べなくなり落下していました。
動画のヒューマントーチは「ドローン」と称するものの、一緒に飛び立った撮影用ドローンのようなローターを備えているようには見えず、仮にローターがあってもあの炎では他の部品ごと燃えてしまいます。
結局どうやって飛ばしたのか?といえば、製作会社 Thinkmodo が参考リンク先 PopSci に語ったところによると、空撮用とは別にDJIのドローンを飛ばし、燃えるフレームをケーブルで吊っているだけ。夜間でジョニー部分が明るいため、また編集の妙でドローンやケーブルは見えなくなっています。
Thinkmodoによれば、当初はどうにかしてドローンを燃やして撮影しようとしたものの、問題やリスク要素が多すぎて断念。結局シンプルなヒューマントーチ・グライダーに落ち着きました。いわれて見れば、常に進行方向に頭を向ける動きはマルチローターのドローンらしくありません。
映画『ファンタスティック・フォー』(2015年版リブート)は米国では今週末の8月7日から、日本国内では10月9日に公開予定。今回の敵ドクター・ドゥームは英国人俳優Toby Kebbell が演じます。
ドローンにガワをかぶせてコスプレさせる遊びとしては、もともとふわふわした動きのスター・ウォーズ系が鉄板です。こちらは白色LEDが映えるミレニアム・ファルコン魔改造。