360度首振り扇風機 PIROUETTE
マインツ
話題の多い高級扇風機に、新しい企業が参入しました。
5月30日に設立を発表した新家電メーカーであるマインツが、家電ブランド「MAINTS」の第1弾製品として、全方位回転型の扇風機『PIROUETTE』（ピルエット）を6月15日に発売します。価格は基本仕様となるホワイトモデル（写真右）が5万円（税抜、以下同）、本体の各所にステンレス鋼を採用するプレミアムモデル（写真左）が8万円。
既に同社のECサイトにて、先行予約の受付を開始しています。
PIROUETTEは、DCモーターを搭載した全方位回転型の扇風機です。ヘッド部分が360°を超えて旋回し続けられるのが特徴で、部屋の隅々まで風を届けることが可能。また、可動範囲を自由に設定し、従来型の首振りで動かす設定もできます。
基本操作は、台座部分にある2重の「センサーリング」をタッチすることで行ないます。内側のリングでは電源のON/OFFと風量調節、外側のリングでは首振り範囲を直感的に設定することが可能。自分の座っている場所など、特定の範囲だけ重点的にじっくり風を送って、それ以外では早く首振りするといった設定もできます。
また基本性能面では、上述のDCモーターに加えて、流体力学を応用した独自設計の10枚羽も特徴。マインツはこの独自形状により、自然なやさしい風を送ることができるとアピールします。
ラインナップは、さまざまな住空間にマッチするシンプルなホワイトモデル（写真上）と、新潟県燕市の職人が持つ金属加工技術により磨き上げられた、ステンレス製のプレミアムモデル（下）の2種類。価格はそれぞれ5万円と8万円。サイズと重量は、ホワイトモデルが約340（W）×180（D）×900（H）mmで約5.4kg、プレミアムモデルが約340（W）×190（D）×900（H）mmで約6.6kgとなっています。
なおマインツは、家電メーカーであるツインバード工業が2016年5月に設立した子会社。いわば、ツインバードの高級ブランドといった位置付けです。ブランド名のMAINTSは「Multi Angle Interface Technoligies（多様な接点を生み出す技術）」という意味で、ライフスタイルをさまざまな角度から見直し、人の暮らしを快適にする技術の「接点」を目指す、としています。
