harman/kardonのワイヤレス スピーカー AURA 発表。側面に6基のドライバを搭載
ついに進化したクラゲ
AURA は Bluetooth /AirPlay /DLNAに対応するワイヤレススピーカー。クリアパーツと LED イルミネーションを使った筐体は harman/kardon のロングセラー SOUNDSTICKS のサブウーファーとよく似た形状で、大きさもほぼ同じです。
その外観からは、筐体内部に大きなスピーカーを据えていそうな印象を受けますが、実際は側面に3.8cm径フルレンジスピーカーを6基内蔵しています。底面には112mm径サブウーファーを搭載し、全方向に音が広がる設計です。
本体正面にはタッチエリアがあり、スワイプ操作で音量の調整が可能。iOS /Android アプリ「Harman Kardon Remote」を使ってサブウーファーのバランスを調整できます。
スピーカーの再生周波数帯域は、50Hz~20kHz。アンプ出力はフルレンジ用に15W x2と、サブウーファー用の30w x1。
Bluetooth のバージョンは3.0、プロファイルは A2DP /AVRCPに対応。802.11b /g WiFi を搭載し、AirPlay や DLNA 経由での音楽再生に対応します。ほか、入力には光デジタル x1、アナログの AUX 入力 x1も備え、ほとんどのプレーヤーから音楽を再生可能です。
大きさは幅21.5 x 奥行21.5 x 高さ27.5cm。重さ2.3kg。バッテリーは内蔵せず、AC アダプターから電源を供給します。本体カラーはブラックまたはホワイト。
発売時期は8月上旬。オープン価格ですが、店頭予想価格は3万7000円前後。
さて、Aula が SOUNDSTICKS によく似ているということは、筐体の上部にあるバスレフ効果用の穴からホコリなどの異物が入りやすいということです。特に夏場、虫の多い地域ではハエなど小さな虫に対する巧妙なトラップとなりうるので、使用しない時には上になにかオシャレな布切れでも被せておくと良さそうです。
harman/kardon Aura