金曜日, 11月 12, 2021

バンドしようぜ<第55話>「Purple Haze」吉泉 知彦

 

バンドしようぜ<第55話>「Purple Haze」


ベース・土沼の奥田民生❤愛❤が炸裂した前回につづき、今回の主人公は中年コピーバンド「しなリバ」が誇る“迷”ギタリスト・佐々木達郎だ!! aiko系女子・よし子も久々の登場〜♪

 

第55話 『Purple Haze』

第55話『Purple Haze』(1)

第55話『Purple Haze』(2)

第55話『Purple Haze』(3)

第55話『Purple Haze』(4)

第55話『Purple Haze』(5)

第55話『Purple Haze』(6)

第55話『Purple Haze』(7)

第55話『Purple Haze』(8)

 

存命なら79歳になるジミヘンが、ストラトを燃やし、ステージに叩きつけ粉砕した歴史的なライブからはや54年……。なんの罪もない佐々木のストラトは、きっと中年の暴走に「Help me,help me Oh,no,no」嘆いて鳴いてるよ!! ※楽器は大切に扱いましょう!
 

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<登場人物 プロフィール>


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沢尻肇(ドラム)45歳 家電量販店勤務
高校生の時からコピーバンドを趣味で続けている。18歳の息子の竹夫は引きニートだが宅録が趣味。音楽の話をしようとすると煙たがられる。今のところ腕力では優勢。

 

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菊池ミキ(ボーカル)39歳 理容師だったが今はスナック勤務
佐々木と付き合っていた過去がある。カッとしやすい性格。酒が入るとヒートアップしがち。スナック「五色沼」のエースホステスとして、日々常連のボトルを飲み干している。

 

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佐々木達郎(ギター)40歳 自動車整備工場勤務
7歳の娘がいるが別れて暮らしている。現在の彼女は、aiko系女子・よし子。身近な女性にすぐ惚れがち。

 

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土沼孝之(ベース)44歳 高校の社会科教師
沢尻の高校の同級生で当時から一緒にバンドをしていた。
佐々木に車を直してもらった縁でバンドを始める。趣味はバス釣り。理不尽な怒りを向けられがち。

 

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桜井仁美 24歳 家電量販店勤務
一回り以上年の離れた上司、ドラム沢尻に好意を寄せている(すでに告白済み)。細身だがボイン。ピアノが上手く、バンド経験あり。客や同僚など、ストーカーを惹きつけがち。

 


♪第55話のアーティスト&楽曲

Purple Haze/Jimi Hendrix
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木曜日, 11月 04, 2021

クライトンCR700W、Crighton CR700W

 

ロータリーエンジン搭載バイク「クライトンCR700W」発表。元ノートンの技術者が25台限定生産

 


 

2012年6月に生産が終了したマツダ RX-8以降、量産されたロータリーエンジン搭載車はありません。しかしバイクの世界ではロータリーエンジン搭載車が復活します。かつてノートン・モーターサイクルでロードレーサー用ロータリーエンジンの開発を続けた人物ブライアン・クライトン氏が、自身の会社Crighton Motorcycleから新型ロータリーレーサー「CR700W」を発表しました。

この2ローター エンジンユニットは排気量690cc自然吸気型で、220ps/10500rpm、105lb-ft/9500rpmというスペックを誇ります。ロータリーエンジンはその構造が単純で軽量化できるのが大きな利点であり、ギヤボックスとクラッチを含めたパワートレインの重量はわずか43kgしかありません。

エンジンそのものは鋳造アルミニウムをハウジングに使って軽量に仕上げられ、ローターとハウジングの摺動面に接するアペックスシールには窒化珪素セラミックスを採用、その他摩擦の起きる場所にはすべてモリブデンとニカシルのメッキコーティングを施しています。これにより「摩耗特性はゼロに近い」とクライトン氏は自画自賛しています。

 


Crighton Bike Mockup 19 25fps from Phinsys on Vimeo.


Crighton Bike Spin 2 Full Spin0000-0500 from Phinsys on Vimeo.

 

車体そのものもSpondon社製の7000系アルミ合金製シャシー、Dymagのカーボンホイールなど軽量パーツをふんだんに用いており、CR700W全体の重量は約130kgとなっています。

ロータリーエンジンの美点は軽量コンパクトという点だけではありません。ピストンが無いことから振動が少なく、高回転域もストレスなく回ります。またそのエキゾーストノートはレシプロエンジンとはまったく異なる官能的なものです。


Crighton Main Promo from Phinsys on Vimeo.


CR700Wは「究極のサーキットバイク」を謳っているものの、購入希望者は最初にストリート仕様にするかサーキット仕様にするかを選択してカスタマイズができるとのこと。ただし、マシンは英国で1台1台手組され、合計で25台しか生産しないとのこと。気になる方は早めに公式ウェブサイトから問い合わせをすべきかもしれません。なお、価格は11万6000ドル(約1320万円)を下ることはないとのことです。

市販のバイクも自動車と同様にエンジンをモーターに置き換え、電気バイク化していくものと思われますが、そんななかに現れたCR700Wはエンジン特性やサウンド面でモーターにはない魅力を備えています。

 

 

Source:Crighton Motorcycle