4Kの未来は手のひらサイズ!?
4Kのウルトラ画
質で撮影できるカメラと言われれば、いまは誰もが大きな機材を想像することだろう。だが、Blackmagic
Designが7月に発売予定のカメラは何と手のひらサイズなのだ! 雑誌『WIRED』VOL.8より転載。
TEXT BY WIRED.jp_C
2012年は6万3,000台だった4Kテレビの世界出荷台数が、13年には260万台まで拡大するという予測が出ている。
それを受け、大型有機ELテレビが思うように事業化していないLGとサムスンを尻目に、4Kテレビの開発に力を注いできたソニーが息を吹き返すのではない かと言われ始めているが、さて、そううまくいくだろうか。
というのも、4Kテレビのボトルネックは、テレビ本体ではなく、むしろそのエコシステムにあるからだ。大容量の映像データをサクサク扱えるポストプロダク ション機器の存在、あるいは送受信回線の問題、そして何より、ウルトラ高画質で観るに値するコンテンツが、現時点でどれだけあるのかという問題だ。
しかしコンテンツに関しては、一筋の希望がある。Blackmagic Designから発売される、コンパクトな4Kデジタルシネマカメラ「Blackmagic Production Camera 4K」の存在である。サイズのみならず、レンズ の互換性やスペックを考えても非常にお得感のあるこのカメラは、間違いなく今後、プロから感性キラめくティーンにまで幅広く浸透し、そのなかからきっと、 4Kならではの良質なコンテンツが飛び出してくるはずだからだ。
4Kの命運は、この小さなボディが握っている!?
それを受け、大型有機ELテレビが思うように事業化していないLGとサムスンを尻目に、4Kテレビの開発に力を注いできたソニーが息を吹き返すのではない かと言われ始めているが、さて、そううまくいくだろうか。
というのも、4Kテレビのボトルネックは、テレビ本体ではなく、むしろそのエコシステムにあるからだ。大容量の映像データをサクサク扱えるポストプロダク ション機器の存在、あるいは送受信回線の問題、そして何より、ウルトラ高画質で観るに値するコンテンツが、現時点でどれだけあるのかという問題だ。
しかしコンテンツに関しては、一筋の希望がある。Blackmagic Designから発売される、コンパクトな4Kデジタルシネマカメラ「Blackmagic Production Camera 4K」の存在である。サイズのみならず、レンズ の互換性やスペックを考えても非常にお得感のあるこのカメラは、間違いなく今後、プロから感性キラめくティーンにまで幅広く浸透し、そのなかからきっと、 4Kならではの良質なコンテンツが飛び出してくるはずだからだ。
4Kの命運は、この小さなボディが握っている!?
- 洗練されたアルミ削り出しのボディの中に、スーパー35サイズの4Kセンサー、EFマウント、SSDレコーダー、タッチスクリーン式モニ ターといったスペックを詰め込んだBlackmagic Production Camera 4K。¥432,800(7月出荷予定)。〈ブラックマジックデザイン tel.03-5295-5660〉