東芝 dynabook V713発表、11.6型フルHDのタブレット兼ウルトラブック。電磁誘導ペンにも対応
東芝が Ultrabook の新製品 dynabook V713
を発表しました。11.6型フルHDディスプレイ搭載の本体単体でタブレットとして、キーボードと合体すればノートとして使えるデタッチャブル(着脱式)
の製品です。
またタッチに加えてデジタイザペン入力に対応したモデルでは、特殊フィルムと専用ペンによりディスプレイ表面の摩擦抵抗を調整することで、紙に近い書き味を実現したとしています。
またタッチに加えてデジタイザペン入力に対応したモデルでは、特殊フィルムと専用ペンによりディスプレイ表面の摩擦抵抗を調整することで、紙に近い書き味を実現したとしています。
デジタイザ対応の有無で V713/28J (あり) とV713/27J (なし)の2モデルがあり、ペン対応の28Jは背面に付属ペンを収納できたり、約45gほど重いといった微妙な差があります。
V713/28J の主な仕様は 11.6インチ 1920 x 1080 IPS液晶 (タッチおよび電磁誘導デジタイザペン対応)、Core i5-3339Y プロセッサ(HD Graphic 4000)、4GB RAM (交換増設不可)、128GB SSD。
無線は 802.11a/b/g/n WiFiとインテルWiDi 対応 (デジタイザ非搭載の/27Jは、11b/g/nでワイヤレス・ディスプレイ非対応)、Bluetooth 4.0。
I/O類は、タブレット側に背面300万画素・前面100万画素カメラ、ステレオスピーカー、マイク、 micro HDMI出力、USB 3.0、ヘッドセット / ヘッドホン端子、SDスロット。
脱着式キーボード側に HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、USB 2.0、有線LAN (RJ45)。
キーボードにはタッチパッドのほか、GHBの中間にアキュポイント(いわゆるトラックポイント的なポインティングデバイス)を搭載します。またバックライトも採用。
プロセッサの i5-3339Y (2コア4スレッド1.5GHz、TB時最大2.0GHz) は、Ivy Bridge に新たに用意された超低消費電力版「Y」プロセッサのひとつ。最大TDPは13Wながら、実使用環境での消費電力・発熱を示す指標 SDP (Scenario Design Power) は7Wと低く、フルWindows が実用的に動きつつ薄く長時間駆動のタブレットなどへの搭載を想定したプロセッサです。
V713/28J のタブレット単体重量は 約870g、デジタイザ非対応版/27J は約825g。バッテリーは約7時間駆動 (JEITA 1.0)。キーボードドックと合体時は約1.47kg (約1.43kg)。キーボード側に追加バッテリーは載せていません。
ソフトウェアは両モデルとも Windows 8 64bit。ペン対応の28J は Office Home and Business 2013 および Adobe Photoshop Elements 11, Premiere Elements 11 が付属します。ペン非対応の27Jは Office Personal 2013。
発売は6月下旬、価格はオープン。なおウェブ直販 Toshiba Direct では期間限定・台数限定抽選で、V713/28J の入札式モニター販売を実施しています。価格は下限14万9400円、上限16万9800円。応募は6月9日23時59分まで。