世界最薄・最軽量の12型Windowタブレットとしても使える東芝製ノートPC「dynaPad N72/TG」、12月中旬発売予定

東芝は10月13日、2015年秋冬モデルとして、キーボードを外すと12型Windowタブレットとしても使えるノートPC「dynaPad N72/TG」を発表しました。キーボードを外した時の薄さ約6.9mm、重さは約569gと、12型のWindowタブレットとしては世界最薄・最軽量をうたっています。12月中旬発売予定で予想実売価格は14万円前後。

「dynaPad N72/TG」は、キーボードの着脱が可能なWindow 10 Home（64bit）搭載の東芝製ノートPCです。カーボン素材と樹脂による独自開発の一体成形構造と実装技術を駆使し、薄く、軽量でありながら堅牢なボディを実現しています。

キーボードを含めた重さも約996gと、1kgを切る軽さを誇ります。また、キーピッチが約19mm、キーストロークも約1.5mmのフルサイズ仕様で、キートップ中央は約0.2mmへこんで指先になじむデザインも施され、快適に操作しやすい仕組みが盛りこまれています。

12型（1920×1280ドット）の液晶は割れにくい「Corning Gorilla Glass 3」を用いており、汚れの付きにくいコーティングも施されています。ワコムのアクティブ静電結合方式（AES）を採用したスタイラスペンも付属され、手描きによるメモが取りやすいことも特徴です。

手描きメモを残せるアプリ「TruNote」や描きこんだ内容をメンバーで共有できる「TruNote Clip」、撮影画像の補正・活字データのテキスト化を行なうカメラアプリ「TruCapture」、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」など、ビジネスで役立つアプリもプリインストールしています。

CPUはインテルのAtom x5-Z8300で、1.44GHz駆動。メモリは4GB、内蔵ストレージは128GB。背面カメラの有効画素数は約800万画素、前面カメラの有効画素数は約200万画素。スペック上のバッテリー駆動時間は約7時間です。

対応する通信規格はBluetooth 4.0とIEEE802.11a/b/g/n/acのほか、近接無線転送技術「TransferJet」もサポートしているのが特徴。

インターフェースはmicroUSB2.0×2、microHDMI×1、microSDカードスロット×1を搭載しています。

キーボードを接続して畳んだ時の本体サイズは約299.4×203×14.9mm、キーボードを外すと薄さは約6.9mmに。カラーは、サテンゴールドのみを用意しています。

また、法人向けモデルとして、キーボードをカスタムメイドで選択できる「dynaPad S92/T」も同時に発売される予定です。