1.4GHzデュアルCPU搭載、最大1733Mbps(理論値)の高速Wi-Fiルーターがエレコムより発売
エレコムは、フラッグシップモデルとなる11ac対応高速Wi-Fiルーター「WRC-2533GXBK」のほか、全部で3モデルを発表しました。価格は「WRC-2533GXBK」が税込4万1375円。発売は2016年2月の予定です。
「WRC-2533GXBK」はIEEE802.11ac/n/a/g/bに対応し、11acで同社のルーター製品としては最速となる最大 1733Mbps(理論値)の通信が可能。クアルコム製のIPQ8064(1.4GHzデュアルコアCPUとデュアルコプロセッサ)を搭載し、有線LANのスループットは、ソフトウェアNATながら940MbpsというハードウエアNTAレベルの通信速度を実現しています。
2.4GHz帯と5GHz帯のアンテナはそれぞれ4本ずつ内蔵し、特定の対応端末に電波の強度を高める「ビームフォーミング」に対応。アンテナを分割して同時通信を可能にする「MU-MIMO」により、同時接続時の速度低減を抑えてます。
また、通信データを解析して利用しているアプリを特定し、すべてのコンテンツが快適に利用できるよう、自動的に優先度を調整するクアルコムの「ストリームブースト」機能にも対応。Alljoynに対応した家電などの接続もサポートしています。
さらに、USB3.0ポートを2つ搭載。HDDなどを接続することで、メディアサーバーとして利用できます。VPN接続によりリモート視聴も可能ですが、著作権のあるコンテンツは来年春以降に対応する予定です。
ポート類はルータとしては珍しくサイドに配置
その他、ランダムにSSIDやパスワードを設定する「かんたんSSID」やスペードの速い周波数帯へ自動で接続を振り分ける「無線LANスイスイナビ」も 搭載。従来の製品同様、「SkyLink Manager」アプリにより、同時接続初心者でもかんたんに接続できる仕組みも用意されています。
ほかの2モデルは、最大1300Mbps(理論値)の「WRC-1900GXBK」が税込3万4430円。最大867Mbps(理論値)の「WRC- 1267GXBK」は、税込2万7486円です。「WRC-2533GXBK」と違うのは、CPUがクアルコム製のIPQ8062(1GHz)でアンテナ の数がそれぞれ3×3、2×2であること、MU-MIMOとビームフォーミングは非対応となっています。発売時期は2016年1月の予定です。
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