木曜日, 10月 25, 2012

「シリコンヴァレー5大企業の 戦争」をイラスト化

グーグル、アマゾン、アップル、フェイスブック、マイクロソフトは、スマホ、 SNS、検索、クラウド等の戦場でぶつかりあっている。その関係図を、島と軍艦を使ったイラストで紹介。

Illustration: Radio

グーグル、アマゾン、アップル、フェイスブック、マイクロソフトというテクノロジー界の5大企業はいま、壮大な闘いの渦中だ。

たとえばアマゾンは電子書籍のシェアを巡ってアップルと争っている。この闘いは、現状でもすでに苦しんでいる出版業界の金庫を空っぽにしてしまうだろう。

一方、アップルとマイクロソフトは、グーグルの「Android」OSで動くモバイル機器のメーカーを相手に特許侵害訴訟を起こしている。

5つの企業はお互いを出し抜くべく、GPS地図から書籍配信までありとあらゆるものをめぐって代理戦争を繰り広げ、その後にはおびただしい数の新興企業の残骸が残されてもいる。たとえばグーグルは2011年に79もの企業を買収したが、 そのほとんどを廃業させて、採り入れた能力は自社の別プロジェクトで活用している。

冒頭に掲載したイラストは、人材や知的所有権、そして市場シェアをめぐってシリコンヴァレーで現在展開されている戦略的争いの全体像を、わかりやすい地図 にまとめてみたものだ。

※以下は、互いに訴訟合戦を繰り広げるスマートフォン・メーカーの相関図(2010年)。


TEXT BY JOE KLOC
TRANSLATION BY ガリレオ -藤原聡美

WIRED NEWS 原文(English)