金曜日, 1月 22, 2016

普通のカメラになった『LUMIX CM10』|Panasonic

通話機能省略、普通のカメラになったSIMフリーカメラ『LUMIX CM10』

上り無制限で使える専用SIMも用意

パナソニック

 



パナソニックは、Android OSを搭載したSIMフリーカメラの新モデル LUMIX CM10を発表しました。昨年発売したCM1のマイナーチェンジモデル。基本仕様は引き継ぎますが、通話機能を省略し、OSにAndroid 5.0を初採用します。発売は2月25日の予定で、予想実売価格は10万8000円前後です。
LUMIX CM10は、ポケットに収まるスマートフォンサイズの筐体に、1.0型 2010万画素の高級コンデジ並みCMOSセンサーを搭載。ISOは100〜2万5600まで対応します。

レンズはライカカメラの認定するDCエルマリートブランド。F2.8の明るい大口径レンズを搭載します。画像処理エンジンはヴィーナスエンジンを搭載。撮影画像の平坦部とエッジ部を見分けて、平坦部はなめらかに、エッジ部は解像を優先して処理するマルチプロセスNRにより、ノイズを抑制した高画質を実現したとしています。



一眼レンズ感覚の操作が味わえるコントロールリングを採用。シャッタースピードや絞り、ISOなどの主要機能に直接アクセスできます。露出モードは新たにインテリジェントオート+を搭載。シーンの最適な撮影モードに自動で切り替わるほか、レンズリングを回すだけでボケ味、明るさ、色合いを調整でき、自分らしい作品に仕上げられるとしています。

SIMフリー端末としては、液晶は4.7インチのフルHD(1920×1080ドット)対応で、心臓部となるSoCはクアルコムのSnapdragon 801 2.3GHzクアッドコアCPU。RAMは2GB、内蔵ストレージは16GB、microSDカードスロットは最大128GBまでの対応といった仕様。もちろんWi-FiとBluetooth、GPS、NFCにも対応します。

SIMカードはmicroSIMに対応(音声通話は非対応)。対応バンドはLTE:1、3、4、5、7、8、20。3G:1、4、5、8。2G:850、900、1800、1900となっています。本体サイズは135.4 x 68.0 x 21.1mm(ボディ部約15.2mm)、質量203g。バッテリー容量は2600mAhです。

上り無制限の専用SIMも!



パナソニックの通信サービス Wonderlinkから LUMIX CMシリーズ専用SIMとなる「Lシリーズ」を用意します。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで、上りは月間利用容量を超えても、速度制限なしで利用できる(著しく高負荷をかけた場合は、該当回線を速度制限する場合もある)特別プランとなっており、撮った写真をSNSへ投稿やクラウドへのバックアップが快適になります。料金は下記のとおりです。



音声通話機能を省略した点では少々残念な気しますが、新たに提供される LUMIX CM専用SIMは上りデータ通信が無制限で使えるというユニークなもの。LUMIX CMシリーズのLTEを存分に活かせそうです。




↓ちなみに前の機種はこちら

デジカメラ電話 LUMIX CM1|panasonic