火曜日, 12月 20, 2016

「内向的な人の頭の中ってどうなってるの?」

 



内向的な人は必読! 外交的な人との「脳の違い」

 

「内向的な人の頭の中ってどうなってるの?」

6つのイラストで解説

 

あなたは内向的?それとも外交的?

 


内向的な人、外向的な人、それぞれの違いについて、さまざまなことが言われていますが、内向的な人の頭の中では、どんなことが起こっているのか、分かりやすいイラストで解説します。

このイラストを作成したのは、リズ・フォスリエンとモリー・ウェスト。

よく内向的な人は、社交嫌い、退屈というようなレッテルをはられてしまいがちです。
しかしながら、内向的なことと、外向的なことは必ずしも行動選択の違いではないということに多くの人は気づいていません。



異なる情報処理の方法

 

研究によると、内向的な人の脳は、社交的・外向的な人とはまったく違うやり方で情報を処理しているということです。

外向的な人は外界からの刺激を素早く処理するが、内向的な人は情報を扱う神経経路が長く、処理に時間がかかってしまうのです。

イラストを見てもらえば、内向的な人への見方が少し変わるかもしれません。




1.内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長い

 

内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が長い。つまり、経路を通る情報にその人のもつ長期記憶や計画が付随してきて、相互関係や出来事を処理するのがより複雑な作業になっているのです。処理をしながら、同時に自分の内面の思考や感情にも注意を向けているということです。

外交的な人は刺激情報を処理する神経経路が「短い」 

よく頭の回転が速いというべきなのか、何かしらのアクションや会話に瞬発的に返す人がいて、じっくり考えてしまう内向的な人は、無意識に比べてしまって劣等感に苛まれることなどあるかもしれません。
しかし、このイラストを見てわかるように「内向的と外交的な脳の違い」なので、決して内向的な人が劣っているということではないということです。

内向的な人は刺激情報を処理する神経経路が「長い」

むしろ、内向的な人は実に様々な思考や感情に目を向けていて、外交的な人では思い付かないような考えが発想できるのです。現に、面白いユニークな発想をする人たちの中には、この内向的な人が多い印象を受けます。


2.人の多い空間は刺激過剰になってしまう

 

心理学者のハンス・アイゼンクによると、内向的な人は外向的な人に比べて、気づきや注意喚起のために外界からの刺激をそれほど必要としないという。
つまり、内向的な人は簡単に刺激過多になってしまう傾向にあります。

外交的な人は刺激容量が「大きい」

休日の過ごし方や、遊び方が「刺激的」なものを好む人が、この外交的な人と言えるでしょう。具体的には、「キャバクラ」「クラブ」「パーティー」「飲み会」などといったアクティビティを好む、いわゆる「パリピ」といった人達。

日々の生活の中では、どうしてもこういった外交的な人達が目立ってしまいますし、こういう人達が「リア充」として扱われて、そうでない人達は疎外感を受けやすい環境にあるかもしれません。しかし、だからといって外交的な人に振り回されると肉体的にも精神的にもひどく消耗してしまいます。

内向的な人は刺激容量が「小さい」

外交的な人達は、刺激が増えれば増える程楽しい充実した気持ちになれるようですが、内向的な人は逆に刺激が増えれば増える程、疲れてしまいます。

それよりも、美味しいコーヒーを飲みながら、読書や動画視聴をしている方がよっぽど充電できるのです。これは外交的な人からしたら考えられないことかも知れませんが、事実といえるでしょう。



3.内向的な人はドーパミンをそれほど必要としない

 

内向的な人の感受性のドーパミン(神経伝達物質)は、裏を返すと、幸せをそれほどめちゃくちゃに感じなくてもいいというスタンスなのです。
外向的な人の脳はエネルギーを消費する神経回路だが、内向的な人の脳はエネルギーを温存する神経回路。

だから、内向的な人は本を読んだり、静かに熟考したり、自分の豊かな精神世界にどっぷりひたることで満足し、元気を蓄えることができる。

外交的な人はエネルギーを「消費する」

先述した通り、外交的な人は刺激容量が大きく、エネルギーを消費することで満足感を得られるので、とにかくパーティーや飲み会が大好きです。二次会、三次会と聞いて気分が高まるタイプは外交的と言えるでしょう。

 

内向的な人はエネルギーを「温存する」

 一方で、内向的な人達は刺激容量が少ないので、飲み会などの誘いは断りがちだったりします。「一人の時間がないと生きていけない」と一度でも言ったことがある人は、内向的と言えるでしょう。



4.過度の刺激を必要としない

 

内向的な人の脳は、外向的な人の脳のように、ギャンブルやリスクのような刺激で満足感を得ることはありません。
脳の報酬や喜びのシステムは、ドーパミンによって活性化します。
外向的な人の脳は、ギャンブルで勝ったといった喜びに有頂天になるが、内向的な人はサプライズやリスクにそれほど狂喜乱舞することはありません。

 

外交的な人は過度な刺激が「満足 」

ここまで読んで頂いた方はお気づきの通り、外交的な人は「キャバクラ」や「パーティー」といった刺激が多い人との交流が大好きです。なぜなら、過度な刺激により満足感を得られる神経回路になっているからです。

内向的な人は過度な刺激が「不快」

逆に、内向的な人は、過度な刺激は本当に体力・気力を消耗します。したがって、「キャバクラ」や「パーティ」といったアクティビティよりも、「読書」や「映画鑑賞」といった娯楽を楽しみます。

 

5.内向的な人はまわりのものすべてを分析しようとする 

 

内向的な人の脳は、あまり刺激のない静かなものを好み、勢いのレベルが同じの人との相互関係を歓迎します。
内向的な人は、相手の人間だけでなく、自分のまわりのすべてのものを処理・分析します。つまり、常にまわりの環境の感覚的な詳細に注意を向けているのです。

外交的な人は周りの環境に「鈍感」

外交的な人は、身の回りのことなどに、あまり注意を向けない方が多いです。なので、自分の部屋がゴミ屋敷や机の上が散らかっていても、気にしない人が多いです。むしろ、ごちゃごちゃしている方が好き、落ち着くといいます。

内向的な人は周りの環境に「敏感」

内向的な人は、周囲のことに敏感で、人の感情など、敏感に感じ取ります。そして、影響もまた受けやすいです。これがポジティブな感情なら問題ないのですが、ネガティブな感情の場合は、辛い思いをします。

したがって、穏やかで温厚な人間関係を好みます。また、外交的な人とは反対に、シンプルで綺麗な状態を好みます。机の上は整然としていて、スッキリしているくらいの方が好き、落ち着くといいます。




6.内向的な人は情報処理に慎重

 




内向的な人は、考えるとき、長期記憶をたどって情報を見つけ、古い経験と新しい経験を比べて決断を下します。そのせいで、情報処理には時間がかかってしまいますが、慎重に考え抜いた決断を下すことができるのです。
つまり、内向的な人は、常に自分自身と積極的に対話し、心の中でたくさんの考えをさまざまな角度から考えていると言えます。

外交的な人は情報処理に時間を「掛けない」

外交的な人は物事をぱっぱと判断し、評価を受けやすい性質があります。特に瞬時に状況を把握しテキパキとお客様に応対する必要のある「飲食店や小売業」の店員など、その場で深く考えることをあまり必要としない職業には向いているかもしれません。

内向的な人は情報処理に時間を「掛ける」

一方で、内向的な人は、物事を深く考えるので、簡単な作業が主なマックジョブのような労働は非常に不得手です。コンビニのレジのアルバイトなどもあまり上手くできないかもしれません。


 

内向的な人は必読!外交的な人との「脳の違い」を徹底比較!


自分は周囲の友達と楽しく遊べないのだろう?

内向的と外交的の人が持っている性質の違いについて、認識することで、人生が生きやすいものになるかもしれません。

内向的と外交的の間には無数のグラデーションが存在しています。
内向的な考えを持ちながら外交的な考えを持っている人がほとんどでしょう。
ただ、どちらかと言うと「内向的・外交的」な考え方かなというのはあるかと思います。

もし皆さんの中でも、内向的な性質を持っているが故に、人生に生きづらさを感じている方がいましたら、ぜひ内向的な性質について、認識することをお勧めします。

きっと人生が生きやすくなりますよ♪





【おすすめ】









via:What’s Inside An Introvert’s Head/ translated konohazuku / edited by parumo






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