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水曜日, 11月 04, 2015

Orpheus HE 1060 / HEV 1060|Sennheiser

約660万円の超高級ヘッドホンOrpheus HE 1060 & HEV 1060発表。ゼンハイザーが開く「高級オーディオの新章」

 



ゼンハイザーが、「高級オーディオの新章を開く」というコンデンサー型ヘッドホンと真空管ヘッドホンアンプ、Orpheus HE 1060 / HEV 1060を発表しました。ゼンハイザー創立70週年を記念するイベントで公開されていたモデルがベースになっており、1991年に発売された Orpheus HE 90 / HEV 90 の後継機という位置づけの超ハイエンドヘッドホンおよびヘッドホンアンプです。


ゼンハイザーの Orpheus といえば、1991年に発売されたコンデンサー型ヘッドホン HE 90 と真空管アンプ HEV 90 に付けられた名称。HE 90 は使用している素材や部品もさることながらその再生周波数帯域の上側が 75kHz と非常に高く、その価格も約1万6000ドルとやはり非常に高いものでした。日本での最終的な販売価格は約280万円でした。 


Orpheus HE 90 / HEV 90


新しく発表したOrpheus HE 1060(ヘッドホン)およびHEV 1060(アンプ)は開発に10年もの月日をかけ「高級オーディオの新章を開く」と豪語するほどの自信作。ヘッドホンの方式は初代と同様のコンデンサー型 で約6000点のパーツで構成されます。ダイヤフラムにはプラチナ蒸着を施し、他にも金蒸着のセラミック電極など高級素材を使用しました。再生周波数帯域 は 8Hz~100kHz"以上"。

 

 
アンプは真空管とトランジスター両方を組み合わせた構成。電源を入れると筐体に沈んでいた操作ノブや8本の真空管がせり出し、ヘッドホンを収めたケースが 開くというギミックも備えます。また筐体にはイタリア・カッラーラ産の天然大理石を使用しています。内部には8基の DAC チップを搭載し、最高 384kHz /24bit、DSD は最高 5.6MHz までの再生に対応。
 


入力はデジタルがUSB、同軸、光、ヘッドホン2の4系統、アナログはバランス(XLR)とアンバランス(RCA)が各1系統。出力もアナログでバランス(XLR)およびアンバランス(RCA)各1系統を備えます。



発売時期は2016年の中頃。価格は5万ユーロで、日本円に換算するとおよそ660万円。レクサスの3.5リッター V6 エンジン搭載スポーツクーペ RC 350 が買えるぐらいのお値段です。


日本での発売や価格などは未発表です。


ゼンハイザー Orpheus HE90:100万円超えのヘッドフォンってどんな音?

 

月曜日, 10月 28, 2013

PCX 95|Sennheiser

Sennheiser

Earphone 

PCX 95



 

¥7,350


Details :
PCX 95 はゼンハイザー初のイヤーカナル型ネックバンドデザインのヘッドフォンです。低音域の驚くべき深さと広がりが一番の注目すべきポイント。片出しアンチフリ クションケーブルは、自由に動いていても、変わらず音楽を楽しむこと出来ます。また、付属のイヤーアダプターセットにより、使う人にふさわしいフィット感 を得ることが出来ます。

改良されたパッシブ・ノイズ・アイソレーションにより、さらに良くなった低域表現
片出しアンチフリクションケーブル
使う人にフィットするイヤーアダプターセット

型式 : ダイナミック・カナル型
周波数特性 : 17~22,500Hz
インピーダンス : 32 Ω
音圧レベル : 115 dB
質量 : 約21g(ケーブル含む)
接続ケーブル : ケーブル長1.2m(片出し)、3.5mmステレオミニプラグ(L型)
付属品 : イヤーアダプターセット(S/M/L)

 

Sennheiser

金曜日, 1月 25, 2013

Orpheus HE90|Sennheiser

ゼンハイザー Orpheus HE90:100万円超えのヘッドフォンってどんな音?

 


思わず涙が。

CESには基本的に新しいガジェットやテクノロジーが並んでいます。でも今回、ゼンハイザーのブースには90年代に限定販売された超高級ヘッドフォン「Orpheus HE90」が展示されていました。以下はその音を試聴した米GIZMODO編集部ローズ記者、涙まじりのレポートです。

90年代初頭、ゼンハイザーはその技術者たちにある指令を出しました。「史上最高のヘッドフォンを作れ。値段は関係ない。」そして生まれたのがOrpheus HE90です。300台限定生産で、発売価格は1万6000ドル(2013年のレートで約143万円)でした。今、eBayでは3万ドル(約268万円)の値が付いています。

Orpheusは基本的にコンセプト機で、そのために作られた真空管アンプHEV90もセットで販売されていました。HEV90には6つの真空管が備えられ、それぞれ金属製ケースで保護されています。ヘッドフォン自体には高強度のガラスと金が惜しみなく使われています。このセットの周波数特性は7ヘルツから10万ヘルツまでで、人間の耳で聞ける範囲をはるかに超えています。アンプにはLEDが付いていて、ウォームアップ中には点滅します(このヘッドフォンにはウォームアップが必要なんです)。専用のボリューム調節機能があり、ヘッドフォンをふたつまで接続できます。ちなみに、ふたつめとしてアンプなしで購入する場合、HE90の 価格は6500ドル(約58万円)でした。

HE90とHEV90のセットは、見た目だけでも美術品のように美しいです。リビングルームに飾りたくなります。金属の輝きと柔らかい茶色の皮の質感の組み合わせは、90年代というより60年代からやって来たようです。ヘッドフォンの耳あて部分はとても大きく、よっぽど耳が大きい人でない限りすっぽり入ります。パッドも心地よく、取り外したくなくなるくらいです。

で、肝心の音はどうでしょうか? まず、透明感がすごいです。ディテールにあふれ、特に高音・中音が印象的で、アコースティック・ギターに直接耳を当てて聞いているようです。むしろ耳障りなくらいシャープですが、多分時間とともに慣れてしまって、耳が肥えていくんでしょう。ボーカルはすごく自然にリアルに聞こえました。音源はJR Trans Rotorのレコードプレイヤーから流れるStockfisch RecordsのVinyl Collection、180グラムの「オーディオファイル・ビニール盤」でした。キャット・スティーヴンス的フォークソングだったので、低音はよくわかりませんでした。でも説明によると、最近のヘッドフォンほど深い音ではないとのことでした。でもバランスはすごく良かったです。

上の動画では涙が出てしまってますが、本当に泣くほどのものかというと... 微妙です。たしかにすごいし美しいとも思いましたが、新しいリファレンスヘッドフォン(たとえばOrpheusの隣で聞けた、1500ドル≒ 約13万4000円のゼンハイザー HD 800)は、同じくらい良い音でしたし、低音も豊かでした。ただOrpheusよりもっと... デジタルな音なんです。Orpheusはアナログにおける究極の音です。もし機会があれば、ぜひその音を聞いてみてください!