火曜日, 10月 21, 2014

マルチツール中毒者のためのコレクション


アーミナイフが片時も手放せない…

マルチツール中毒者のためのコレクション


ヘアクリップや指輪、ワイシャツの襟、ペンなどもマルチツールになる。各種のユニークなマルチツールをご紹介。

TEXT BY CHRISTINA BONNINGTON
TRANSLATION BY MINORI YAGURA/GALILEO

WIRED NEWS(US)

認めよう、私はマルチツール中毒だ。だが実のところ、空間効率のいいひとつのコンパクトなパッケージに収まるよう巧みに設計された高機能な道具には、自尊心がある人間であれば誰でも抵抗できないのではないだろうか。キャンプ、サイクリング、カクテルづくりなど、目的が何であれ、ニーズに合ったマルチツールがある。
スイス・アーミーナイフや「Leatherman」ツールといった昔ながらのタイプがある一方で、指や髪に装着できるユニークなマルチツールもある。いくつかを以下に紹介していこう。

冒頭のマルチツールは、ユニークなミニツールクリップだ。
「ピッキングに悪用できるヘアピン」よりも優れている唯一のものは、「ヘアクリップタイプのマルチツール」だろう。ミニツールクリップ「Leatherdos/Clippa」(9ドル)は、まさにそんなマルチツールなのだ。
カッターにも使えるし、レンチや、眼鏡用ドライヴァーにもなる。受け皿とオイルと芯になる紐があればオイルランプにもなる。




Monteverdeのスタイラスペン(30ドル)では、90年代風のノック式ペンのように、ツールパーツがペンの本体内部にスタックされている。




ロープで縛られたって? そんなときは、指輪を使おう。「Titanium Utility Ring」(385ドル)の小さなブレードのひとつをサッと取り出し、糸鋸ツールでロープを切って逃げればいい。栓抜きやくし、糸鋸、ナイフの機能がある。





Titan Multi-tool Collar Stays 」:2枚1組で30ドル。
カラーステイ(Collar stays)とは、シャツの襟(カラー)の端っこが丸まらないようにするために、襟裏に入れる薄い板のことだ。普通はプラスティック製だが、Exuvius社はこのカラーステイを、軽いけれども頑丈なチタニウムにすることを思いついた。そして、ねじ回しと栓抜き、および糸を切るツールを組み込んだ(日本語版記事)。




車内に閉じ込められるのが心配なら、シートベルトにExiToolの「Seatbelt Cutter 」を取り付けて備えよう。




Pedro’sのサイクリング用マルチツール「ICM Multitool」には、7サイズのレンチ、3種類のスポークレンチ、2種類のタイヤレヴァー、その他5種類のツールがある。




Columbia Riverの「Eat’N Tool XL」をカラビナに取り付けている限り、食事道具がなくて困ることはない。



Nite Izeの「Doohickey Key Tool 」:7ドル。
レンチやカッターナイフといったツールをすぐに使えるように、キーチェーンにこのカラビナを取り付けよう。
カラビナクリップ、栓抜き、ミニ定規、六角レンチ、マイナスドライヴァー、段ボールテープカッターの機能がある。日本では800円程度で販売されている




最初の人気マルチツールとして有名なスイス・アーミーナイフ。新製品の「Nail Clip Wood 580 」は、手や爪の手入れ専用にデザインされている。



Gerberの「Shard Keychain Tool」:6ドル
チタン被覆ステンレス製の「Shard 」は、ユニークな形状で7つの機能がある。




ラジオペンチ、3種類のねじ回し、ワイヤーカッターといったツールを備えた「Bear Grylls Ultimate Multitool」は、まさに、ツール好きのためのマルチツールだ。






すぐれた栓抜き11選もある